はじめに
一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾した”たんどり”です。
今回は既に紹介済みのグランセゾンのキッチンについて、もう少し深堀りしてみたいと思います。というのも、このブログの中で最も見られているのがキッチンの記事なのです。
私自身はあまりキッチンに対するこだわりは無く、妻の希望に沿って選択していたのですが、需要があるのであればということで、もう少し細かく紹介したいと思います。
この記事は設備の紹介が長いんですが、最後の方に、グランセゾン展示場で撮影したグレイスキッチンの実物写真も多数掲載していますので、ぜひ最後までお付き合いください^^
これまでのグレイスキッチン紹介記事はこちらから
オプション紹介シリーズはカテゴリー『我が家のオプション』からご覧ください。
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深型食洗機(NP-45ME8WAA)
以前の記事では食洗機について深型を選択したことだけ書いていましたが、今回は少し細かい情報を紹介したいと思います。
深型食洗機の仕様
グランセゾンで深型の食洗機を選択した場合、Panasonicの『NP-45ME8WAA』という機種となります(我が家の着手承諾時点)。Panasonicでは食洗器を4グレードに分けているようですが、グランセゾンで選べるこの『NP-45ME8WAA』は、上から2番目のM8シリーズに該当し『ハイグレード』と位置付けられています。
仕様の詳細です。画像右側の扉面材タイプが、グランセゾンのグレイスキッチンで選択できる深型食洗機と同じ型番です。Panasonic公式サイトでは同じ型番の詳細資料が見つからないため、トクラスのキッチン『ベリー』のカタログから情報をいただきました。
カタログ上の定価は204,000円+化粧パネル代7,700円〜ですね。
洗浄時間
先程の仕様表を見ると、標準コースで約1時間40分、スピーディコースで約30分の洗浄時間です。我が家は現在、Panasonicの『プチ食洗』を使用していますので、これと比べてみます。
プチ食洗は少人数用(3人用)の小さいタイプですが、夫婦2人と幼児1人の3人分であれば食事1回分の食器が大体入ります。共働きには必須アイテムです。この食洗器は機はスピーディ30分で標準1時間ですので、これと比べると、標準コースは少し時間が長くなる感じですね。
我が家の場合、水でサッと予洗い(シャワーノズルで流す程度)してから食洗器に詰め込みますので、スピーディコースにしても大体問題無くキレイになっています。時間が長くて不便だなと思うことは殆どありません。
収納容量(MOVING RACK PLUS)
収納容量は60ℓで約6人分の食器が一度に洗浄できます。プチ食洗を使っていると、フライパン等の調理器具まではなかなか難しいのですが、このサイズ感なら、上手くセットすれば入りそうな感じです。
個人的に、食洗機の機能で最も重要なのは『どれだけ入るか』だと思います。そもそも手洗いが面倒だから導入するわけで、『手洗いをしなくても良い』ということが最も重要なメリットだと思っています。
グランセゾンの深型食洗機は、ムービングラックプラスという名前がかっこいい特殊なカゴになっており、底に食器を並べた後、上の段にも食器を並べやすくする工夫がされています。食器同士が接触してしまうと洗浄力が発揮されませんし、乾燥の効率も悪くなります。
我が家は常に食洗器の洗浄力を落とさずにどれだけ詰め込めるかという挑戦をしていますので、食器が並べやすい(=洗浄力が保たれる)ことは、メリットが大きいです。
洗浄力(3D PLANET ARM)
これも名前がかっこいいんですが、『3Dプラネットアーム』ということで、とにかくいろんな方向に水(お湯)が出るようです。水がどれだけの勢いで万遍なく食器に当たるかという点が、食洗器の洗浄力ですので、多分良いモノなんだと思います。少なくともプチ食洗よりは良いと思われます。洗浄力はなかなか定量的に評価しにくい項目ですので、使ってみた後で、またレビューしたいと思います。
グランセゾンの深型食洗機のまとめ
オプション料金5万円でPanasonicのハイグレード商品になります。先に書いた通り、食洗機選びで最も重要なのは『どれだけ入るか』だと思っていますので、個人的には必須オプションだと思います^^
ただし、食洗機も電化製品ですので寿命があります。キッチンに造り付けですが、Panasonicのメジャー商品ということで、互換性には特段問題は無いと思われます。が、いざ壊れた際には一定の費用負担が生じるという事は、最初から認識しておく必要がありそうです。
現在Panasonic公式サイト上にラインナップされているNP-45MD8Wが、グレイスキッチンのNP-45ME8WAAと同等機種のようです。NP-45MD8Wは、価格コムで最低価格113,800円(税・送料込)です(2020.8.29時点)。ビルトイン食洗機の設置費は3~5万円ということですので、同じクラスの食洗機に交換する場合は、計15万円程度の出費となりそうです。ちなみに安いビルトイン食洗機だと4万円程度からあるようで、設置もそれほど難しくないのでDIYでも交換可能なようです。
IHクッキングヒーター(シングルオールメタル/KZ-YP57KY)
このオプションについてもメーカーサイトの情報を元に少し詳細を紹介したいと思います。
3口コンロで、右コンロのみオールメタル(鉄やステンレスだけでなくアルミや銅の鍋も使用可)です。左コンロと上コンロはオールメタルではありません。
我が家の場合、アルミや銅の鍋は使っていませんので、オールメタルは一口有れば十分かなと思い、シングルオールメタルを選択しています。
我が家の仕様書に記載された型番はKZ-YP57KYですので、上の画像の左側KZ-YP57Sとは最後の文字が少し異なります。YP57KSのKは天板色:ジェットブラックを示しているようですが、最後のSが何を示しているのかは、ちょっと良く分かりませんでした^^;
ただ、仕様自体はKZ-YP57Sと同じだと思われますので、KZ-YP57Sの仕様を元に紹介していきます。
なお、仕様表はちょっと情報が多過ぎるので掲載を省略します。
主な機能は下表のとおりです。ラクッキングリルだけではなく、様々な機能が付いているようです。
ラクッキングリル
我が家が最も期待したのはラクッキングリルです。コンロに付いている魚焼きグリルは、通常、網が敷いてあったり、底が掃除しにくい形状です。ラクッキングリルは庫内がフラットなので、掃除がしやすいみたいです。
凍ったままIHグリル
ラクッキングリルの機能は他にも有りますが、気になったのはこの機能です。凍った肉や魚をそのまま焼き上げる機能です。
上下のヒーターの火力制御により表面と内面をバランスよく焼き上げる技術らしいです。良く分かりませんが便利そうな気がします。
火力制御
コンロの方も触れておきますが、コンロの方は他商品との差別化が難しいところです。料理アシスト機能ということで、メニューを選べば焼く時間をアシストするような機能も付いていますが、実際にはほとんど使わないだろうなと思います。
通常使用時は、画像の通り様々な火力を選んで使い分けられます。炒飯も可能だと紹介されていますので、炒飯好きとしては若干疑いつつも期待しています。
シングルオールメタルのまとめ
定価40万円のコンロであり、機能的には必要十分だと思います。
グランセゾンではガスコンロも選択できますが、IHのメリットはガスを使わないことでガス基本料金のコストカットが可能なこと、天板がフラットで掃除が楽なことだと思います。今の賃貸ではガスコンロ×鉄フライパンの高火力で料理ができて、野菜炒めや炒飯が美味しいんですが、IHのメリット面を優先しました。
IHの火力がどんな感じか分かりませんが、炒飯も可能とのことですので、期待しています^^
換気扇(SERL-3R-901SI-IJ)
グレイスキッチンの換気扇は標準で富士工業グループのSERL-3R-901SIです。我が家の仕様書には型番の最後に-IJが付いていますので、一条仕様ということなんだろうと思います。
定価は同シリーズの中で最も高く、定価138,000円です。
グレイスキッチン換気扇の特徴
フィルターレスであり、フィルターの掃除が不要です。
整流板とオイルパックの掃除は必要だろうと思いますが、それでもファンやフィルターの掃除を思えば、今後はだいぶ楽になりそうです^^
グレイスキッチン実物の写真
最後に、展示場で撮影したグレイスキッチンの実際の写真を掲載します。
検討時の具体的なイメージとしてご活用ください。
キッチン正面の飾り棚 白大理石とダークとビター 換気扇の上は天井下がり 引き出し スパイスニッチのコンセント カップボード上の収納
カップボード下の収納 フロートタイプ フロートタイプ収納(中) フロートタイプ収納(上) グラリオ白+樹脂シンク白 換気扇
御影石とステンレスシンクの繋ぎ目 シングルオールメタル フロートタイプ収納(下)
フロートタイプ収納(下)ごみ箱全体 カップボード上コンセント
おわりに
今回こうして改めて調べてみると、オプションとは言え、高過ぎない価格で質の良い設備を選択できるように感じました。一条工務店さんのオプションチョイスはなかなか良さそうな感じです。
実際に住んだ後は、それぞれの設備レビューをしていきたいと思います。
次回は、基礎工事の進捗報告か、残りのオプション紹介をしていく予定です。
それでは、またお会いしましょう^^
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