庭作業用の作業着を購入して喜んでいるたんどりです。我が家の庭は蚊が多いので、Tシャツやただの長袖シャツだと防御力的にちょっと不安が有ります。外で庭作業する時は気持ち厚手な長袖が必須ですね^^
作業着を購入したのは多分初めてなんですが、作業着を着れば玄人感も出て、不思議とやる気が出るものなんですね。心の奥底に秘められたコスプレ的な欲求が満たされているんでしょうか。私のように、形から入りがちな方にはオススメです笑。
さて今回は、先日購入した物置について検討経過を書いてみようと思います。
あまり真剣に考えていなかった「物置」ですが、ある程度の広さの庭がある場合には事前によく考えておくべきだろうと思います。
我が家の場合、家づくりの検討当時は一応玄関に土間収納(1畳)もあるしどうにかなるかも、もし物置が置きたくなったら庭のどこかに設置すればいいや、という考えでした^^;
なぜ物置が必要なのか
我が家は土地70坪ということで、駐車スペースをそこそこ取りましたが、幸いにも小さい庭を持つことができました。
庭関係の道具って、家を建てる前はあまり意識していませんでしたが、案外多いんですよね。庭の道具は泥で汚れたりしますので、一度外で使ってしまうと、土間収納と言えども、なかなか家の中に入れるのが躊躇われたりするんです。
庭の掃除・芝管理関係
先日の記事冒頭にも書いた通り、週末は庭の草取りや芝の手入れに精を出しています。
これらの庭作業では、例えば、落ち葉を集める竹ぼうき、芝のサッチ取り用のレーキ、石垣から草をはぎ取るためのスクレーパー(長柄タイプ)、高所掃除用の脚立等が活躍しています。その他、近々、手動タイプの芝刈り機の購入も予定しています。
家庭菜園関係
ちょっとした菜園スペースも設けましたので、妻が野菜を育てています。
菜園関係の道具としては、野菜を固定する長い緑の棒(名前忘れた)や肥料やハサミ、軍手等の収納場所が必要です。長い緑の棒には、3本+輪っかが付いたタイプ(下図)も有り、妻がそんなものまで買ってきているため笑、土間収納に置いておくと結構な存在感です。
洗車道具、その他
また、庭で洗車をするための洗車道具兼土間コンクリート等の掃除用としてケルヒャーK3サイレントベランダを購入し、洗車道具もちょこちょこと買い揃えています。
また、子供が外で遊ぶためのボールや砂遊びセット等も増えつつあります。
我が家の物置設置場所
現在は、これらの道具を土間収納やウッドデッキの下に収納していますが、一応室内となる土間収納にはなるべく綺麗なものを収納したいですし、ウッドデッキの下は汚いし雨に濡れるので、ここはやはり物置だ!となったわけです。
ということで我が家の図面(配置図)を見てみます。
基本的に庭作業で使うので、庭に近い位置に設置したいと思い、南側に置くことを検討しました。
採用したのは案④
結果から言うと④の位置にしました。
下が土間コンなので設置が楽(物置の種類による・後述)ですし、家の外壁がカクカクしていてちょうど何か別のことには使いにくい位置でした。
他の案①~③
案①は家庭菜園を拡大する可能性があること、南側の石垣が斜めなのでデッドスペースが生じることから断念。案②~③は石垣の排水が悪いためか基本的にジメジメしているので湿気で悪くなりそう、また、リビングや和室の窓から物置が見えると風情が無いこと、等から断念しました。
設置イメージ
土間コンの上にうっすらとピンクのマステが貼ってあるのが分かるでしょうか。こんな感じで配置するイメージです。
見ていただくと分かる通り、ここにはカーポートの柱が有り、裏側がデッドスペースとなっています。ですので、逆に、ここにハマる物置があればスペースの有効活用も出来て良い感じになりそうです^^
カーポートの柱が邪魔では有りますが、デッドスペースを有効活用できるのであればそのメリットの方が大きいですし、横幅は広く取れるので、あまり気にならないだろうと予想しています。
設置可能なサイズは奥行が大体70㎝程度。横幅は250㎝くらいまでいけそうな感じでした。
ラッキーだったのは、この位置に雨水桝や電気メーター、エアコンの室外機等が無かったことです。
元々、物置を置く予定は有りませんでしたので、ここを敢えてそのようにしていた訳では無いのですが、たまたま物置の設置の邪魔になるものが無かったため、スペースを無駄なく活用する事が出来ました。
庭のある家を建てる場合、我が家のように、玄関の土間収納だけでは庭道具の収納スペースに困ってしまうと思います。家づくりの間取り検討段階で、『もしかしたら物置を置くかもしれないので、置くとしたらここかな』という考えをおぼろげにでも持っておけば、後で後悔しなくてすむかもしれません。
そのためには、先程紹介したような物置設置スペース案を作って、本当にそこが物置を設置できる場所なのか、軽く検討しておくことをオススメします。なお、市販の物置のサイズはかなり柔軟に取り揃えられていますので、間取り検討段階では、物置の細かいサイズは適当に考えていてもあまり問題無いだろうと思います。
当然ながら間取り検討の方が優先だと思うのですが(物置位置のために間取りを動かす必要は無いと思いますが)、例えば、エアコンの先行配管の位置(≒室外機の位置)等は、『どっちにも付けられたのに物置設置に邪魔になる方に付いちゃってた』とかいう事態にならないよう、ちょっと頭の片隅に入れておくだけでも違うかもしれません。
なお、一条工務店で建てる場合、雨水桝の位置等、外構に関わる部分は、施主側から要望しなければ着手承諾前に図面の提示を受けられません。雨水桝や汚水桝等の位置が心配な方は、設計士に『ここに物置を設置する(かも)』と伝えておけば、配慮してもらえるかもしれませんね^^
我が家の選んだ物置
色々と検討してみた結果、我が家はヨド物置のエスモを購入することとしました。
エスモを選んだ理由 その1 屋根が前傾斜
屋根が前傾斜であることのメリットは、物置を建物の外壁沿いに設置した場合、物置の屋根から外壁に雨があふれ出るリスクが減ることです。
建物の外壁は、そもそも雨が侵入するような作りにはなっていませんが、濡れる機会が少ない方がより長持ちするだろうという考えです。
雪の降る地域であれば、前傾斜でなければ雪が物置と外壁の間に積もってしまうため、前傾斜は重要なポイントとなりそうですね。
エスモを選んだ理由 その2 水平調整のアジャスター付き
小型物置のエスモは水平調整アジャスターが付いています。アジャスターを回すことで簡単に水平を取れますので、設置場所の水平を事前に調整する必要が有りません(32mmまで調整可)。
中型物置以上は水平調整のアジャスターが付いていないようです。これは多分物置の重さの問題なんだろうなと想像しています。
我が家は土間コンの上に設置しますが、土間コンは排水のために傾斜が付いています。このため、アジャスターが無い場合、物置の基礎となるコンクリートブロック等の下にモルタル等で嵩上げを行い、水平を取る作業が発生します。
物置設置だけでも面倒なのにモルタルで水平を取るとなると更に大変です。ホームセンター等で物置設置を依頼した場合も、一般的に、水平取り(コンクリ上への設置)は別料金が必要です。
我が家は設置場所的にあまり大きな物置は設置できませんでしたし、なるべく楽に物置を設置したかったので、アジャスター付きの小型物置を選択しました。
小型物置の中でも最大のサイズを選択すれば、そこそこの大きさの物置が手に入ります。エスモの場合は高さ1959mm、横幅2100mm、奥行900mmが最大サイズですので、中型物置とあまり変わらないサイズ感となります。
エスモを選んだ理由 その3 3枚扉で開口部が広い
アジャスター付きの小型物置ではイナバのシンプリーやタクボのグランプレステージも候補となるかと思います。これらの商品との違いは開口部の広さです。
グランプレステージは2枚扉ですし、シンプリーは2枚扉or4枚扉です。いずれも、開口部は物置の横幅の半分です。これに比べると、エスモは扉3枚が重なる形の3枚扉ですので開口部が物置の横幅の2/3近くとなります。
エスモを選んだ理由 その4 上吊り戸で砂埃等の影響を受けにくい
これに関しては2つのポイントが有り、一つは開け閉めのスムーズさ、もう一つはメンテナンスの楽さです。
あくまでも個人的な感想ですが、開け閉めのスムーズさでいくと、タクボのグランプレステージが最も滑らかでした。次点がヨドのエスモ、最後がシンプリーです。エスモも上吊りですが、3枚扉であり、開けている扉に追従して他の扉も動くためか、グランプレステージには若干劣るかなという印象でした。シンプリーは戸車が下についている従来の形ですので、スムーズさは他より一歩劣る印象です。
メンテナンスの楽さというのは、レールに砂埃等が入った時の話です。物置ですので土の付いた道具を入れたりするかと思いますが、その土がレールに入ると、上吊り式でなければ戸車の回転がスムーズに回らなくなってしまいます。このため、物置には上吊り式が適しているのかなと考えました。
ちなみにヨド物置の中型物置のエルモは、上吊り式で下部のレール自体が有りません。これも面白い構造だと思います。ほうき等で土を掃き出すだけで掃除できるのは楽そうですね。
エスモを選んだ理由 その5 ガルバリウム鋼板
ヨド物置のエスモは、外側にガルバリウム鋼板が使われています。家づくりを検討した方はご存知の通り、家の外壁にも使用される耐久性に優れた素材です。
ただ、イナバやタクボも有名メーカーだけあって耐久性に優れた素材を使用しているため、比較優位とは判断しかねます。いずれのメーカーであっても大して心配無く使用出来るだろうと思っています。
エスモを選んだ理由 その6 ヨド物置製の安心感
ここまでも出てきたとおり、イナバ、ヨド、タクボであれば、品質的に特に心配は無いのかなと考えました。
マツモト物置は高くて、ユーロ物置は床が無い、サンキン物置は安いが品質もそれなり、、、ざっと調べた個人的印象は偏見込みでそんな感じです^^;
物置なんて頻繁に買い替えるようなものでも有りませんので、長期にわたって使用できそうな安心できるメーカー製ということで、イナバ、ヨド、タクボから選ぼうと思っていました。
この3社の商品を比較した結果、ここまで紹介した通りの理由でヨド物置のエスモとなったわけです^^
ちなみに3社とも小型物置をラインナップしていますが、やはりサイズはそれぞれ微妙に異なります。我が家の設置予定スペースにちょうどハマりそうだったという点も、エスモの選択を後押ししました。
設置予定スペースが無駄にならない最大サイズの物置を選ぶことも重要だと思いますので、スペースが限られている方は、ここから絞り込みをスタートした方が効率的なのかもしれませんね^^
購入先
購入する物置が決まった後は、購入先の検討です。
ホームセンターを一通り回って実物を見ながら価格の比較を行いましたが、我が家の場合、結果的にネット購入が最もお得、かつ気軽でした。
購入した物置はエスモのESE-2106A(高さ1959mm、横幅2100mm、奥行650mm)ですが、80,730円(9,725ポイント)ということでポイント込みの実質価格71,000円程度で購入できました。送料込みでこの位の価格ですので、ホームセンターよりも有利でした。
我が家は自分で設置することに決めていたため、このような結論となりましたが、購入先に設置工事までお願いする場合は、ホームセンターで購入した方が安心なのかもしれません。
ネット購入する際は、楽天とヤフーショッピングを比較した上で、各種イベント等を活用して購入するとお得に購入できるかと思います。我が家はヤフーショッピングで色々とイベントを絡めて購入しています。amazonは物置の種類が少なく、あまり候補が有りません。時々紹介しているaliexpressも冗談半分で調べてみましたが、家並みサイズの巨大物置とか変なものが多く、また送料もアレなので、ちょっと使えないだろうと思います笑。paypayモールも物置の出品が少なく、現状では使え無さそうでした。
最終的に我が家が購入したお店は『feel so nice』という、名前がいい感じなところです。楽天とヤフーショッピングの両方に出店しているようでしたので、ポイント込で安くなる方で購入しました^^
ちなみに、我が家は楽天のお買い物マラソンも度々利用していますが、お買い物マラソンで物置を購入する場合、商品価格が高いため、すぐにマラソンのポイント上限(殆ど7,000ポイント)に達してしまいますので、ご注意ください^^;
配送のやり取り
購入後、そのいい感じなお店から配送日程の連絡を貰いました。が、平日だったため予定が合わず、土曜に変えてもらいました。
色々なレビューを読みながら、週末の配送は難しいのかなと心配していましたが、すんなり希望した土曜日に変更してもらえました^^
我が家と同じく平日勤務の共働き夫婦でも、物置の受取りは上手いこと日程調整出来るのかもしれません。
モノの配送は、メーカーが指定業者を使って直送する形ですので、最終的な配送予定時刻はこちらから配送業者へ電話して確認することとなります。
購入先からは、到着予定日と、到着時間の確認のために配送業者の連絡先のみ教えてもらう形です。
一点面倒だったのは、配送業者決定の連絡が到着予定日の前日(夕方)だったため、この辺のやり取りが少しバタバタした感じとなりました^^;
おわりに
今回は物置について、購入までのところを紹介しました!
いよいよ次回は、物置の到着から組立てまでをレビューしていきたいと思います!
実は既に、現在は素敵な(?)物置が完成しています^^
それでは、またお会いしましょう^^
コメント