グランセゾンの建て方工事~初日から4日目まで~

はじめに

一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾し、2020年8月に着工した”たんどり”です。

今回は、我が家の建て方工事の進捗について報告します。写真多めでお送りします。

見に行けませんでしたが、実は今日が屋根仕舞いの予定です。無事に終わっていることを願います^^

そういえば、建て方工事が始まって以降、現在まで殆ど雨が降りませんでした。
天候に恵まれて幸運でした^^

我が家の工事の進捗に関する記事は、カテゴリー『工事の進捗』にまとめていますので、あわせてご参照ください^^

建て方工事前

建て方工事の前に運び込まれていた木材です。ブルーシートの雨避けに隙間があったので、そこから撮影しました。

大きい木材は集成材が使われているようです。

小さい方は無垢のようですね。材木に挟まれてグレーの断熱材(EPS)も置かれています。

これは上の資材が置かれていた土台部分です。基礎工事後の土台据え作業により設置されました。

ステンレス製の防虫ネットが、いわゆる基礎パッキンの外側に張られています。家の土台となる木材と、基礎の鉄筋コンクリートの間にあるのが基礎パッキンです。一条工務店さんは浴室を除いて基礎断熱では有りませんので、基礎パッキンの隙間から基礎内に風が通る作りです。

基礎断熱のメリットは基礎内も外から断熱されるため床が冷えにくいことや、基礎内が奇麗に保たれること、床暖房代わりに床下エアコンへ挑戦できること、澄家等を床下へ設置する形での一種換気が行えること等が挙げられます。
デメリットは、いざシロアリ等が侵入した際に住み心地が良く繁殖しやすいこと、建設後数年間は基礎コンクリートが発する湿気によりカビ等が発生しやすいこと等が挙げられます。

赤い○を見ると、防虫ネットが基礎鉄筋コンクリートから浮いています。写真の位置は気密部(浴室)ですので、虫等の侵入は考えにくいものの、気になる施工でした。土台全体がブルーシートで覆われていたため確認できたのはココだけでしたが、他の開口部でこのように隙間の空いた状態となっていないか心配です

先に基礎パッキンと基礎コンクリの間に防虫ネットを挟んでおいて、後で防虫ネットの外側を持ち上げて固定する施工であればこのような隙間は生じません。ネット上ではそのような施工が散見されます。

土台の水切りが付けば隙間が埋まるんでしょうか^^;
工事の進捗を見ていきたいと思います。

出典:一条工務店

ちなみに、外壁通気層の上下の開口部にも防虫網が設置されます。過去にネズミ被害等で話題となりましたが現在は標準仕様として防虫網が設置されます

基礎パッキン部への防虫網は、業者によっては施工されないケースも有るようですので、張ってもらっているだけ有り難いんですけどね^^;

建て方工事 初日

この日は見学に行けませんでしたが、営業担当さんが現場を訪れ、写真を送ってくれました。気が利く営業担当さんでありがたいですね^^
建て方工事の初日に色々な住宅設備が運び込まれるようですので、可能な方は現地を見に行くと面白いと思います^^

赤い○ですが、何かが飛んでいます。収納ユニットでしょうか。
なかなか派手で見応えが有りそうです。見に行けずに残念でした^^;

柱の内側に見えるプレハブのような箱が浴室です。これも空中から運び込まれたんでしょうね。

この段階では1階の柱が立っている程度の進捗です。足場も未完成ですね。

建て方工事 2日目

2日目は現地を訪問して工事の様子を見てきました。現場監督さんは不在でしたが、『指導員』と呼ばれる建て方工事専門の職人さんが現場を取り仕切っていました。その方と少し話が出来ましたが、『いやー、てこずってますよ^^』とのことでした。何にてこずっているのか気になりましたが、聞きそびれました笑。素人の要望をふんだんに盛り込んでもらった間取りですので、何かと面倒な間取りになっているんでしょうか^^;

道路脇にトラックが停まったりしますので、交通誘導員も2名来られていました。交通量が多い道路ではないのですが、丁寧な仕事ですね^^

周辺の駐車場に駐車して、私たち家族が歩いて現場に近づくと、こちらが声を掛ける前に沢山の作業員の方が大きな声で挨拶をしてくれました。それだけの単純なことなんですが、いい雰囲気で仕事をしているんだろうなということが伝わり、安心しました^^

建て方工事に入る前に、周辺の月極駐車場を3台分×3か月間借りています。作業員が駐車したり、施主の見学時に使うためです。駐車場を借りる段取りは営業担当さんが対応してくれます。費用は一条工務店さんに事前に支払っている預り金の中から対応してもらいました。

一応、差入れとして飲み物10本とお菓子を用意しました。飲み物10本もあれば足りるだろうと思っていましたが、作業員は確認できただけでも10人いました。もしかしたら足りなかったかもしれません^^;

アポなしかつ作業を終える前の時間帯でしたので、中に入っての見学はお願いしませんでした。外側から写真のみ撮影させてもらいました。

2階の柱が概ね組み上がってきたようです。
玄関から中を覗くと、既にオープンステアも設置されていました^^

建て方工事 4日目

4日目は土曜でしたが、作業はお休みでした。ただ、現場は無施錠でしたので、中に入って色々と撮影してきました^^

ちなみに、無施錠どころか柵も外されていたので、後で現場監督さんに大丈夫なのか確認したところ、今後は柵を閉めますとのことでした^^;

構造用合板が全体に貼られ、家の形が分かるようになってきました。窓の部分にはブルーシートが貼られています。あわよくば中も覗きたかったのですが、ブルーシートがタッカーで打ち付けられていたため、断念しました笑。

これは蓄電池です。早々と設置されていました。蓄電池本体で隠れて見えませんが、壁部分には既にタイルも設置されています。
実物を見ると、なかなかの厚みです。駐車場部分が圧迫されてしまいそうです。

これは玄関ポーチの上のパラペット部分です。木目調軒天が貼られる前の状態です。赤い〇の部分に穴が開いていますが、これはパラペットルーフの排水用です。

和室周辺のパラペットルーフです。

同じ一階の構造用合板でも色合いが異なるものも有りました。真ん中の板だけ白っぽいのですが、単純に樹種の違いなのか、防蟻処理漏れって事は無いと思いますが、、、。詳細は確認していないので、理由は不明です^^;

構造用合板にはJAS規格への適合を示すスタンプが打たれています。等級は2級です。

1級は構造的な利用を想定したラワン材を中心とした合板です。
2級は下地材としての利用を想定した針葉樹を中心とした合板です。

この合板は2級ということで、構造上の補強ではなく、下地材として利用されています。とはいえ、まぁ多少の強度UPは期待出来るとは思います^^

出典:一条工務店

グランセゾンの構造は、一条工務店さんの公式サイトによると木造軸組工法ではなくモノコック構造です。木造軸組をベースとしつつ、一部耐力壁を加えることで構造を補強しています。

一部のパネルにはこんなスタンプが打たれていました。通常は2×4や2×6工法(i-smart等の枠組壁工法)で使っていると思われるパネルですが、セゾン系にも一部使われているようです。このパネルが我が家の耐力壁に当たるのでしょうか。書いておきながら申し訳ありませんが、正直よく分かりませんので、これも次回確認してみたいと思います笑。

これは電気関係の配管みたいです。電気業者さんあて、配線後の気密処理を依頼するメモが貼られています。メモが落ちそうになっていたので、奥の方に押し込んでおきました笑。

南側の庭からの眺めです。
一階右側が和室の掃出し窓ですが、パラペット屋根がうまく日差しを遮っているようです

また、画像下側のブルーシートは、ウッドデッキ下の土間コンです。土間コンの上に直接足場を設置すると土間コンが汚れたりするらしく、営業担当さんが自らブルーシートを敷いてくれたとのことでした。ありがたいですね^^

おわりに

今回は建て方工事4日目(実働3日)までの進捗を報告しました。日に日に形になっていきますので、次回の訪問も楽しみです^^

今日はいよいよ屋根じまいということで、屋根が設置された筈です。屋根が付いた後は、日程調整をして、簡易な上棟式を行う予定です。

それではまたお会いしましょう^^

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