電力革命のオプション価格〜HEMSと補助金とトライブリッド〜

はじめに

一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾し、2020年8月に着工した”たんどり”です。

最近は時期的に仕事がたてこんでまして、なかなか現場を見に行けません^^;

建て方工事の内容も細かく追っかけていきたいところなんですが、まぁ行けないものは仕方無いですので、一条工務店さんを信頼して任せています^^

そういえば未だに建て方工事の監督さんとお会いできていません笑。早くお会いしたいところです。

さて今回は、いよいよ終盤に差し掛かってきた我が家のオプション紹介シリーズです。太陽光発電システムとHEMSについて書きたいと思います。

オプション紹介シリーズはカテゴリー『我が家のオプション』からご覧ください。
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一条工務店の電力革命とは

一条工務店さんの太陽光発電システムについては、過去少し記事にさせていただきました。

一条工務店さんは、2020.10.10現在も『電力革命』というキャンペーンを継続していて、7kWhの蓄電池込み16.8万円/kWという激安価格を打ち出しています(価格は我が家の契約時点)。我が家も勿論、太陽光発電システムをオプション採用しました^^

一条工務店さんの太陽光発電システムは、蓄電池やパワコン、設置費用込みで、この価格設定ですから、異様に安いです。悩んでいる方は導入をオススメします。充分モトが取れる価格設定です。

出典:一条工務店

オプション価格と発電出力

我が家のオプション価格は2,178,200円(消費税抜き)でした。発電出力は12.75kWです。単純に割ると、170千円/kWですね。
単価16.8万円/kWとなるのは13.75kWの場合ですので、出力が下がったことで単価が若干上がったようです。

12.75kWということは、余剰売電の売電制限である10kWを超えています。余剰売電の場合、10kWを超えて電気を販売することは出来ません。
ただ、カタログ上の100%の出力となる事は実際殆ど有りませんし、パネルの劣化により年々ロス率が高まりますので、結果的には殆ど無駄にならない出力です。
一条工務店さんのパンフレットも余剰売電で13.75kWという条件で試算しています。

蓄電池の連携と効果

電力会社の電気を溜める

出典:一条工務店

一条工務店さんで蓄電池を購入すると、電力会社の料金プランを踏まえて電気料金が安い時間帯に電気を購入し、蓄電池に溜めておく事が出来ます

地域の電力会社(いわゆる新電力ではない旧電力)の料金プランを踏まえたオススメの設定を、一条工務店さんの方で管理してくれます。建設後も発電システムは一条工務店さんとWiFiで繋がり続けます。これは何気に凄いアフターサービスだと思います^^

この点のメリットは、電力会社の電気料金の時間帯による価格差×使用量です。短期的には大した価格メリットでは無いように見えますが、長期的に考えればそこそこのメリットとなりそうです。

太陽光発電による電気を溜める

出典:一条工務店

勿論、太陽光発電システムで得た電気を蓄電池に溜めておく事も可能です。ただし、固定買取期間(余剰売電の場合は10年間)は電力会社に販売した方が有利ですので、固定期間終了後に期待できるメリットとなります。

この蓄電池の活用方法が真価を発揮するのは停電時です。もし数日間に亘る停電が起こった場合は、日中に溜めた電力を夜間に使うことが可能です。

あこがれのトライブリッド

せっかくの蓄電池ですので色々なことに活用したいと思い、将来的には太陽光発電システムに電気自動車を連携させることが出来ないかなと考えました。

出典:ニチコン

上の画像はニチコンのトライブリッドという太陽光発電システムです。太陽光パネル+蓄電池+電気自動車という3つのツールを連携させることが出来るV2Hをさらに進めたシステムです。

V2H(Vehicle to Home)は、電気自動車と家を繋ぐことで、電気自動車を充電したり、電気自動車から電力を得たりするシステムです。この場合、発電可能な日中は、電気自動車で外出していることが多く、クルマに充電できないことがネックとなっていましたが、トライブリッドの場合、蓄電池があることで、一旦蓄電池に溜めた電気を車へと譲ることが出来ます。

売電価格はこれからも下がり続ける一方、電気自動車の性能と価格は良くなっていくでしょうから、固定買取期間が終了した後は、太陽光発電で得た電力をガソリンの代わりに電気自動車の燃料に充てることが出来ればお得だろうなと思います^^

ということで我が家の設計士さんに、トライブリッドのように電気自動車を連携させられないか確認して貰いましたが、やはり現時点では不可とのことでした。

将来的にパネルと蓄電池を残して発電システムを入れ替えることで電気自動車を連携させる事も考えて、配線用に分電盤から空き配管を3本ほど用意しておくことも考えました。が、将来のトライブリッド的なシステムで必要となる配管が予想出来ず、これも施工しませんでした。素人の限界ですね笑。

出典:ニチコン

結局、通常オプションの将来用EVコンセントを設置しただけです。将来の事は将来考えようと思います。面倒なことを先送りする性格が出てしまいました^^;

しかし、トライブリッドのようなシステムは面白そうだなと思います。将来的には電力会社との接続をやめてしまう『オフグリッド』も現実味を帯びてきているのかもしれませんね^^

蓄電池の導入による行政の補助金

最近の行政の補助金は、太陽光発電のようなスマートエネルギーの推進施策として、発電設備に対する助成から蓄電池に対する助成にシフトしているようです。最近流行りのSDGs的な観点から、行政もお金を出しやすい分野ですね。

一条工務店さんの電力革命キャンペーンを適用すると蓄電池がセットで付いてきますので、行政の補助金を受けられる可能性が有ります。

我が家の場合、居住予定の自治体がたまたま補助金を出していましたので、申請し、無事承認を貰えました^^

蓄電池 補助金』などで検索すると、都道府県別の補助金情報を掲載しているサイトも有るようです。眺めてみると、大体20~5万円程度が多いようです。中には横浜市のように上限40万円も出してくれる自治体もあるようです。(R2.10.10時点で検索した情報です^^;)

我が家の場合、営業担当さんが補助金申請のお膳立てをしてくれましたので、署名捺印する程度の手間で済みました。ありがたいことです^^

HEMS 85,000円

出典:一条工務店

上記の補助金を受けるためにはHEMSの導入が必要でしたので採用しました。ZEHが下火となった今、最早忘れられつつあるオプションかもしれません^^;

HEMSでは、設定されたエリア毎の電力消費量を把握できます。また、ロスガードやエアコン、エコキュート等は、それぞれ1万円程度(機器毎に異なります)のオプション料金を支払うことで、機器の遠隔操作が出来るようです。

以前は一条工務店さんが用意するタブレットをセットで導入することも出来たようですが、我が家はタブレットの話は有りませんでした。スマホアプリから同じ操作が出来ますのでスマホから操作します。まぁ最近は、このためにわざわざ一条工務さんからタブレットを購入する人はいないのかもしれませんね。

我が家は正直、補助金のためにHEMSを導入しましたので、機器連携のオプションはいずれも採用しませんでした。エアコンはスマートリモコン等で遠隔操作できますし、ロスガードやエコキュート等の状況を遠隔で確認しても、、、と思いまして^^;

補助金のためとはいえ、電気の使用状況を細かく把握できるのは面白いと思いますので、完成後は色々遊んでみたいと思います^^

ちなみに、HEMSで管理するコンセントの区分は設定する電気屋さん次第という噂ですので、心配な方は細かく事前に指定した方が良いようです。我が家は、まぁお任せでいいかなと思っています^^;

おわりに

  • 太陽光発電システム一式 2,178,200円
  • HEMS 85,000円

今回は太陽光発電関係のオプションということで、計2,263,200円でした!

高額オプションですが、後で売電収入が得られますので他のオプションとは性質が違いますね^^

次回は、建て方工事の状況を報告する予定です。

それでは、またお会いしましょう^^

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