和室のオプション〜吊り押入れ・Pid4M〜

はじめに

一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾した”たんどり”です。

今回はオプション紹介シリーズの続きで、グランセゾンの和室について紹介します。我が家の和室はオプションがほとんど有りませんので、標準設備の紹介がメインとなってしまうと思います^^;

オプション紹介シリーズはカテゴリー『我が家のオプション』からご覧ください。
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間取りについて

まずは間取りについて紹介したいと思います。和室の間取りが一番時間がかかりました。というのも、構造上の問題と土地の崖規制により和室の形を何度も変更する必要があったためです。

和室周辺の間取り

最終的にはこんな形に収まりました。縦長4畳の畳敷き+1.75畳の板の間です。見るからに変な形なんですが笑、こうなった理由を説明しだすと今回の記事の趣旨から離れてしまいますので、また改めて紹介したいと思います。

オプションシリーズが終わった後は、間取り紹介に入りたいと思っています^^

吊り押入れ 0円(標準)

グランセゾンでは吊り押入れを標準採用できます。

展示場の実物
吊り押入れの中

吊り押入れは、『上下が空いた押入れ』です。上下が空くことで、部屋が広く見える効果があります。足元の空いたスペースの奥に窓を設置すれば、地窓の素敵さが得られますし、吊り押入れの上下には間接照明も付いています。

吊り押入れの間接照明のスイッチは何も言わなければ部屋の照明スイッチと同じところに付いていると思います。我が家の場合そうでした。変更したい方は設計士さんへ申し出ましょう。

押入の上下が空く分、収納力は落ちてしまいます。収納力を優先する場合は通常の押入等を選択しましょう。

ちなみに上に貼った実物画像では吊り押入れの上部が塞がれています。これは、この展示場が3階建てであり天井高が低かったためかと思われます。『上部フサグ』の施工は、我が家は設計士さんから断られました笑。吊り押入れの上にも間接照明が有るので仕方ないと諦めましたが、今は変わっている可能性も有りますので、塞ぎたい方は設計士さんへご確認ください。上が空いていると掃除が大変なのです。

ということで、実用性よりはデザイン性を優先した設備ですね。

吊り押入れのサイズは4種類用意されています。どれを選んでも一つは無料(標準)です。

  • 3尺( 1マス×1マス)
  • 4.5尺( 1マス×1.5マス)
  • 6尺(1マス×2マス)
  • 9尺(1マス×3マス)

我が家は4.5尺を選択しました。間取り的には6尺も設置出来たのですが、何となくバランスが良さそうかなと思いまして^^

マイホームデザイナーのイメージ

ちなみに我が家の場合、老後は1階で生活できるようにしておきたいという考えも有りましたので、和室で夫婦2人が寝られることも重視しました。また、2人寝られるスペースがあれば、互いの両親や友人が泊まりに来た場合も寝室代わりとして利用できます。

吊り押入れの下は空いていますので、シングル布団2個ならこの間取りでも十分敷ける筈です。ちょっと足が板間で痛いかもしれませんが、必要であれば何か柔らかいモノを敷きたいと思います^^;

二人が寝るときはこんな感じ?

1畳のサイズは概ね180cm×90cmです。縦180cmのスペースに寝るとした場合、特に男性はかなりの圧迫感が有ると思います。人が寝るための長さとして、せめて縦に1.5畳(270cm)は確保したいところです。我が家は、吊り押入れの下を使って無理矢理スペースを確保しました^^

吊り押入れの下に敷ける板材や、設置ルール等はこちらの記事で紹介しています。興味のある方はご参照ください。

畳 0円(標準)

畳は、上の画像の中から選べます。特に希望があれば別の色も選択できますが、有料オプションです(設計士さんへご相談ください)。

我が家は一般的な緑色のタタミにしたかったので、ワカクサです。

また、畳のサイズは半畳に限らず、さらに小さくすることも可能です。

板の間 0円(標準)

和室の板の間は上記の板に加えて縁甲板から選択出来ます。我が家は、上で紹介した過去記事に書いていますが、縁甲板を選択しました。

縁甲板は画像左。右は銘木色の白木。

白木の色があまり白くないのが気になり、縁甲板にしました^^;

2枚引込み戸 33,000円

和室の入り口には2枚引き込み戸(G800×2)を採用しました。オプション表には記載されていない引き込み戸です。グランセゾンでは洋室側と和室側で戸の色が変わりますので、この関係で特殊な型番の戸になっているんでしょうか。

2枚の引き戸ということで、最大開いても1.8m(2マス分)程度です。本当は3枚引き込み戸が良かったのですが、間取り上、テレビを掛ける壁が無かったので、仕方なく2枚引き戸としました。キッチンからは和室が見えやすい角度にあるので、まぁいいやと妥協しました。

LDKにオープンステアを導入したため、使える壁が減っています。こんな所に弊害が出てますね^^;

Pid4M 6,900円

和室は間取り上、陽当りが良いので物干しワイヤーPid4Mを設置しました。物干しワイヤーは通常の石膏ボードの壁には設置出来ませんので、設置したい場合はオプションの採用をオススメします。個別に壁の下地補強をしておく方法も有りますが、正直面倒だと思います^^;

ちなみにネット上の価格では1,900円くらいです。案外安いんですね^^;
壁補強が2か所(本体側と受け側)で2,000円弱かと思いますので、DIYの方が安いのは確かです。

ちょっと悩ましかったのはPid4Mの設置高さでした。ネットで検索すると床から180㎝~200㎝程度の高さに設置している方が多い印象です。
我が家もメジャーを使って妻と高さのシミュレーションをしてみましたが、我が家では床から200㎝の高さとなりました。高めに設置しておけば、子供が洗濯物を引っ張ったり、紐に掴まって遊んだり、といったリスクを回避できます。

出典:森田アルミ工業

我が家の場合、もう一つ気になったのはPid4Mを設置する壁がアクセントクロス(濃い緑系)だという点でして、折角のアクセントクロスに白いPid4Mが悪目立ちしそうだなと懸念していました。そう思って色々調べていると、マスキングテープで色を付けるという手段を見つけましたので、入居後に気になればマスキングテープで隠そうと思います。ちなみにPid4Mの受け具(本体ではない方)は、単品でも売っています。材質的には難しいようですが、着色してしまう方法も有りそうです(通常の塗料では溶ける材質みたいです)。

pid4Mの使い方(公式Youtube)

(参考)格子引き戸

グランセゾンの和室はオプションが意外と豊富でして、本格的な和室をつくる事ができます。我が家は採用しませんでしたが、参考としてオプション表から格子引き戸だけ上げておきます。

我が家の場合、和室でも寝やすいように通常の引き戸を採用しました。もし予算と土地に余裕があって、和室で寝ることを考えなくても済むような間取りであれば、是非採用したかった設備です。これがあれば和室の素敵さが増しますね^^

ネックは、格子なので隙間の掃除が大変な点でしょうか。

和室のオプションまとめ

  • 吊り押入れ 0円(標準)
  • 畳 0円(標準)
  • 板の間 0円(標準)
  • 2枚引込み戸 33,000円
  • Pid4M 6,900円

合計39,900円でした!
殆どオプションが無いので、この位で済みました。標準で吊り押入れが選べるのは有難いですね^^

次回は、セカンド洗面台について紹介したいと思います。それではまたお会いしましょう!

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