基礎工事の進捗状況と配筋検査のチェック項目

はじめに

一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾した”たんどり”です。

我が家の基礎工事は、2020.8.26に着工しました。現在工事は順調に進んでいます。
深基礎の施工や配筋が完了し、いよいよ明日が配筋検査となりました。配筋検査には立ち会いたいと事前に伝えていましたので、無事、配筋検査に立ち会うことが出来そうです。

今回は、配筋検査までの基礎工事の進捗を報告していきます。
以降の見出しは日数の区切りがまちまちになっていますが、これは、現地確認へ行けたタイミングで区切っているためです。

加えて最後に、明日の配筋検査に向けたチェック項目を載せていますので、配筋検査の予定がある方は参考にしてみてください。あくまでも素人目線ですが^^;

基礎工事の進捗 ~着工1〜2日目~

着工前に大まかな基礎工事スケジュールを連絡するよう依頼していたのですが、着工した日の夕方に監督から連絡が有り、着工したことを知りました^^;
基礎工事業者が複数の現場を掛け持ちしているため、現場監督さんも先のスケジュールがなかなか読めないようです。そんなものなんでしょうか^^;

着工の連絡を受けた翌日、現場確認へ行ってきました。午前中でしたが、作業員はいませんでした。2日目は別現場だったのかもしれません。

砕石が敷かれ、捨てコンが打たれていました。右の画像では深基礎部分が掘られてここにも捨てコンが打たれています。砕石が薄く剥げてきているところがありますが、奇麗にしてもらえたんでしょうか^^;

深基礎部分と通常部分の境目です。何かちょっと雑な施工のように見えますが、こんなものなんでしょうか。

型枠を敷かずに捨てコンを打っている箇所も有りました(画像3つ目)^^;
とりあえず残念だったのは現場が汚かったことです。午前中のアポ無し訪問だったので、良いように解釈すれば、朝イチ作業して別現場へ行き午後また戻る予定で作業途中ということで片付けていなかったのかもしれません。

最も気になったのは捨てコンの厚みです。

基礎図面より

上の画像は一条工務店さんからいただいた基礎図面の一部です。標準断面図として捨てコンの厚みは60mmと記載されています(画像のグレーの網掛け部分)。先ほどの画像では、捨てコンの厚みは型枠として使われている鉄(左画像)と木(右画像)の棒のサイズと同じように見えます。いずれの棒も60mm有るのかちょっと怪しそうなんですが・・・^^;

ついでに言うと、砕石も図面を見る限り厚さ60mm目安で撒かれるべきだろうと思いますが、先の画像の通り一部は土が剥き出しの状態でした。きちんと直した後に防湿フィルムが貼られていることを願います。

捨てコンは『水平を取るためのものであり構造的には何の機能もない』ということは分かっていますが、やはりちょっと気になるので明日の配筋検査時に監督さんへ確認したいと思います。

基礎工事の進捗 ~着工3〜5日目~

着工5日目にも現場確認へ行ってきました。この日は日曜日でしたので、作業はお休みだったと思われます。

防湿フィルムが貼られ、鉄筋が敷かれています。配筋途中だったようで、まだ雑然とした感じでした。

また、2つ目の画像と3つ目の画像に写っていますが、深基礎部分のコンクリートが打たれています。木枠を使って打ったようです。深基礎部分と通常部分の境目の施工(画像3つ目)が、ちょっと怪しそうな感じでした。

この日も現場は散らかっています。作業が正確ならそれで構わないんですが、現場が汚いと施主側は不安になります。その辺に転がっているスペーサーや鉄筋は、後から使うつもりなんでしょうか^^;

一応メジャーを持ってましたので測ってみましたが、予習していなかったので適当に図っています笑。配筋の1マス幅が20cmであることは確認できました^^(左画像)

基礎工事の進捗 ~着工6〜7日目~

やっと追いつきました。9/1火曜の現場状況です。この日もアポ無し訪問でしたが、現場では3人が作業中でした。ようやく挨拶と差入れが出来ました^^

作業員は3人とも50〜60代の日本人でした。皆さんベテランといった感じでしたが、アポ無し訪問にもかかわらず、丁寧に対応していただきました。

防湿フィルムが貼られ、配筋作業が進み、立上げ部の鉄製型枠も嵌め込まれています。

右画像には完成した深基礎も写っています。ぱっと見た感じだとジャンカも無く、奇麗に仕上がっているようです。深基礎部分は深基礎から配筋が立ち上がりますので、散らかった現場を見て深基礎の精度に不安があったのですが笑、この感じなら大丈夫かもしれません^^
作業のスケジュールを教えてもらえていないので、深基礎の養生期間は分かりません。明日、監督さんに確認したいと思います。

青い○の部分は、横のスペーサー(立上げ部の基礎コンクリのかぶり厚を確保するための目安)です。既に数か所に設置されていました。確認しながら作業を進めているようです。

また赤い○の部分は、ちょっと重なってしまって見えにくいですが、アンカーボルトと鉄筋の繋ぎ目が針金で結束されていました。アンカーボルトの設置方法が田植え式ではなかったことが確認でき、安心しました^^

また、前回訪問時に気になっていた『深基礎と通常部分の境目』ですが、何か不思議な施工になっていました。画像右下の深基礎は基礎コンクリートが打設されていますが、赤い○を付けた境目部分はモルタルで埋め込んでいるのでしょうか。
この手前側は深基礎仕様の玄関ポーチが来ますので、完成後には表に出ない部分です。作業中に土がこぼれてくると困るのでとりあえず塞いだという感じなんでしょうか。
この辺も監督さんに確認してみようと思います。

配筋検査時の確認事項(素人目線)

ここまで基礎工事の進捗を見てきました。これまでの確認を踏まえて、明日(今日)の配筋検査では、以下の項目を確認したいと思います^^
自分用のメモを兼ねて以下に記載しますので、ちょっと分かりにくければスミマセン^^;
(検査後に各項目の詳細を紹介していく予定です。)

  • 鉄筋の太さは図面通りか
  • 鉄筋のマス目のサイズは20㎝四方か
  • 鉄筋の定着長さ・継手長さは2.5マス程度取られているか
  • 鉄筋が3本以上結束されている箇所が無いか(これは有りそうでした^^;)
  • 下スペーサーは5マスに一つ間隔で置かれているか
  • 底部かぶり厚6cmが確保されているか(配筋のはみ出しが無いか)
  • 立上げ部(横・上)のかぶり厚4cm以上が確保されているか
  • 防湿フィルムの重なりは十分(15cm以上)か、大きな破れは無いか
  • 水道等の配管周りに補強筋が有るか
  • 水道等の配管同士が近い場合は配管径の3倍以上離れているか
  • 昨日時点で幾つかのアンカーボルトが斜めになっていたので修正する

GL高さや建物配置との位置チェック等は監督さんに任せようと思います。かぶり厚のチェックでは、結束用の針金もはみ出さないよう、可能な限りチェックしていきたいと思います。

配筋検査の項目からは外れるかもしれませんが、以下の内容も確認してきます!

  • 地鎮祭で貰った鎮め物がちゃんと埋められているか
  • 捨てコンの厚みは本当に6cm程度有るか
  • 深基礎部分と通常部分の境目の施工が不思議な件
  • 深基礎の養生期間

次回もオプション紹介シリーズはお休みして、配筋検査の報告をしたいと思います。
それでは、またお会いしましょう^^

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