最近の打合せと一条ルール(デザインルーバー・外壁の凹凸)

最近の打合せ内容

第4回目の打合せ

①引き続き間取り検討 ⇒ 南リビングの縦長間取りで再検討。

②前回より少し突っ込んだ設備打合せ。

③土地決済に向けてつなぎ融資の契約書作成。

第5回目の打合せ

①こちらの(大量の)要望リストの打合せ。

⇒ これまでの打合せの中で沢山の事を要望してきましたが、有耶無耶になることも多く、『あの要望どうなったんだっけ?』という状態でした。備忘のため要望リストを作成し、一条と共有したところ、第5回目の打合せは要望リストの潰し込みの回となりました。

要望に対するやり取りの中で、幾つか一条ルールが有りましたので、触れておきます。

デザインルーバーは窓が完全に覆われる形で設置できない

画像右上の壁を覆うデザインルーバー

上の図面では、デザインルーバーが画像右上の窓を完全に覆っていますが、この設置は✖でした。図面はフィリピンのHRDに設計士が指示して作られますが、ルール上不可な設計でも図面が出来てしまうようです。
このルールは打合せ中にルーバーの仕様書(貰えません)を確認して発覚。

オススメ出来ないが設置可となる形は、ルーバーの画像下側を1マス分カットする形でした。ルーバーは3マス分を標準で付けられますので、別の所に1マス分付けることを検討しています。(画像の上側外壁の右端に付けて角を覆う形を検討しましたが、雨樋と干渉するため不可でした)

デザインルーバーに関する一条の設置ルール

✖ 両側とも完全に覆われる形。(施工不可)

△ 片側が覆われるが、もう一方はぴったり重なる形。(施工可)

室内側から見たデザインルーバー(展示場)
窓自体は全て覆われていますが、端のサッシ位置に合わせる形でデザインルーバーも設置されています。

天井高に関するルール

インスタ界隈では有名ですが、部屋の種類を洋室やホールに変えると天井高も変わります。

上のルーバーのルールで紹介した画像は2階で、こちらは1階です。脱衣室と洗面所をホールに変えて貰っています。これにより天井高はLDと同じ2650mmが維持されます。
ただし、ホールには石目調フローリングが設置できません。
モクリアは石目調フローリングと材質がほぼ同じで水にも強いと聞いていますが、板同士の継ぎ目が深いため、溢れた水が溜まりやすく(拭きにくく)、将来的に板が腐る原因となる可能性が有ります。

私は結局、

洗面所 ⇒ ホール扱いでモクリア

脱衣室 ⇒ 脱衣室扱いで石目調フローリング

で修正依頼しました。

洗面所はLDKと繋がっているため、フローリングの繋がりを意識しました。顔洗う時の水ハネは、マットでカバーします。脱衣室は水がボタボタ溢れますし、LDKとも繋がらないので石目調としました。
この他、天井高の下がる部屋は、書斎、WIC、トイレ、和室等です。

天井高に関する私の選択は、今のところこんな感じです。

書斎

1.5畳や2畳でも窓が標準で付けられる。
洋室とすると、狭い部屋の扱いとなり窓がオプションとなる。

 ⇒ 書斎のまま

WIC

洋室やホールとすると棚板+ハンガーパイプが標準で付けられない。
洋室だとサイズ次第で採光用の窓が必要。ホールだと折れ戸が選択不可。

 ⇒ WICのまま

トイレ

ホールや洋室では石目調フローリングが選べない。

 ⇒ トイレのまま

和室

洋室タタミ敷きとすれば天井高は維持されるが、和室用建具が使えず、吊り押入れや床の間が標準で付けられない。

 ⇒ 和室のまま

キッチン

天井を下げないよう依頼。

i-smartでよく見られる施工に、下がり天井+木目調アクセントクロスが有ります。i-smartは換気扇の通気口部分が天井下がりとなるため、キッチン全体を下げる施工が流行っています。グランセゾンのグレイスキッチンは換気扇前が壁ですので、天井下がりが外から見えません。コンロに向かって左右どちらかを壁とすれば(アイランドではなくペニンシュラ)、天井下がりが外から分からないハズです。

天井高は以下の記事で詳細を記載しています。

2020.8.8、以下を追記しました。

パラペットルーフのタイル配色変更

パラペットルーフは、凹凸のある箇所でのみ、タイルの色の切替えが可能です。
フラットな面で、ここまで白・ここから黒、といった貼り分けは出来ません。

家(外壁)の凹凸の制限は緩い

私にとってはこれが結構重要なポイントでした。

一般的に、真四角の家が最もお得に建設できると言われます。外壁がデコボコしている場合、柱が余分に必要となる他、壁の各部材のサイズが小さくなり数が増え、出隅(出っ張ったカド)と入隅(凹んだカド)が多くなりクロスやタイルの処理の手間も増えるためです。

ただ、あくまでも私感ですが、外観がデコボコしていて「動きがある」家ほど、カッコ良く見えます。

特に住宅を正面(接道側)から見たときに、勾配屋根と水平なパラペットルーフを上下前後左右にずらして配置していたりすると、動きがあって面白いと感じます。

グランセゾンでは、総二階の四角い家にしなくても良いので、凹凸のある印象的な外観をつくる事ができます。

とは言え、どこまでデコボコにして良いのか気になって設計士に確認したところ、『特に制限は無いはず』との回答でした。

私の場合、崖規制の影響で建築可能な面積に制限があったため、一部の外壁はこんな感じでガタガタな形になりました。(下の画像の右下側)

崖規制ラインを避けるためカクカクしてます

他ハウスメーカーでは価格が上がる可能性のある外壁の凹凸ですが、グランセゾンではある程度自由に、間取りに合わせた外壁をつくる事が出来るようです。

ちなみに上で紹介した凹凸は道路から見えない位置になります。他ハウスメーカーと同じように当然何らかの制限があるんだろうと思い、外壁があまりデコボコしないような間取りを考えてきました。が、着手承諾直前の今になって制限が無いことが発覚し、今更ながら、接道側の外観はもっと表情を付ける(凹凸を出す)べきだったと思いはじめています。。土地の制限も有ってやむを得なかった、という事で自分を納得させています。

パラペットルーフの面積

意外と広く設定できます。(雑)

1階があって2階が無い部分は勿論パラペットの設定が可能です。加えて、1階よりも1マス外側に広く、パラペットを持ち出すことも可能です(玄関ポーチ等)。
私は玄関や和室の外側に1マス分パラペットを持ち出す事ができましたので、日射遮蔽や雨避けに役立つと思います。

以前記事にしましたが、パラペットルーフ分の面積は当然、坪単価の算定面積には含まれていません。ただし、3面を壁や柱で囲ったパラペットは施工面積に1/2算入されるようですので、壁で囲うのは2方向までにしておくのが無難です。

設計士の好み次第では、パラペットルーフをあまり使ってもらえません。
せっかく使える仕様なんですから、パラペットルーフは大胆に配置してもらいましょう。(その場合、メンテ費用が必要となる点は覚悟しておきましょう)
私は接道側に大胆に配置すればよかったと今になって後悔中です笑。

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