はじめに
一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾した”たんどり”です。
今回は、『我が家のオプション』シリーズとして、狭い割に悩みの多かった『トイレ』のオプションを紹介します!
トイレについては過去記事でもちょこちょこ触れて来ましたので、検討経過等も含めて見たい方は以下を参照下さい。
オプション紹介シリーズはカテゴリー『我が家のオプション』からご覧ください。
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我が家のトイレは1階と2階に各1つずつ設置しています。この記事では、1階から順にオプション紹介していきます。
ということで1階と2階のトイレをまとめて紹介しようと思っていましたが、例によって書いていたら長くなってきましたので、1階と2階に分けて投稿します!
今回は1階トイレ編です。
1階トイレ内観イメージ
最初に内観イメージをあげておきます。各設備の紹介を読みつつご覧ください。なお、1階トイレの広さは1畳(0.5坪、2マス)です。戸建てでは標準的なサイズのようです。

アラウーノS141|1F 47,100円
まずは1階の便器です。便器って言葉はなかなか打つ機会が無いので、改めて文字にするとインパクト有りますね。しかし今回の記事では、トイレという見慣れた文字で書いてしまうと、場所のことか、便器のことか、用便のことか(これは無い?)、混乱する可能性が有りますので、ここは敢えて『便器』と表現させていただきます。どうでもいいですね。
さて、気を取り直して、一条工務店の標準はTOTOのJ1等のタンク付きとなります。

この画像は一条標準より新しいタイプです。
我が家はタンクレスのスッキリ感に憧れがあったので、アラウーノS141を選択しました。グランセゾンで選択できるトイレと、私の評価は過去記事に書いていますのでそちらを参照ください。要はこんな感じです。
タンクレスにしたい ⇒ ネオレストかっけぇ ⇒ ネオレスト高い ⇒ じゃアラウーノで!
一応簡単に、アラウーノS141のメリット・デメリットを紹介します。
あ、ちなみにS141はS2の後継機種です。

アラウーノの良いところ
- 台所用の水性洗剤を使って便器内に泡をつくるので、便器が汚れにくい
- 陶器ではなく樹脂製なので、便器が一体成型されていて隙間が少ない(掃除が楽)
- 停電時でも排水可能(給水は手動)
- 有機ガラス系のスゴピカ素材で、水垢汚れが付きにくい

アラウーノの心配なところ
- 樹脂製なので、陶器トイレの感覚で掃除すると傷が付く
- ネオレストに比べると見た目の素敵さが足りない
- 便座が四角い形であり特殊
- S141は洗剤投入口が横に出っ張っている

(この出っ張りは幼児用便座を引っ掛けておくのにちょうど良いとのpostも有りました)
一番心配なのは、『樹脂』の強さがどうなのかという点です。
街中の古いアラウーノは、傷だらけで激しく劣化したものも見られます。自宅ですので、中性洗剤を使って、こすらない掃除を常に心掛けていれば大丈夫かとは思いますが、陶器と比べるとやはり弱そうな気はします。
参考情報として、
ネオレストは一条工務店のオプション価格135,500円です。
アラウーノを交換する場合、アラウーノS141本体+工事費込みで12万円~(ネット検索結果)といった価格帯のようです。
<アラウーノを途中で交換し計2台使用した場合のコスト>
4.7万円+12万円=16.7万円
<ネオレストを1台交換無しで使用した場合のコスト>
13.5万円
<差>
3.2万円
ネオレスト1台と同じコストで、アラウーノの場合は3.2万円を足せば途中で交換できます!
・・・分かりにくい上に説得力に欠ける説明となってしまいました^^;
オプション価格の差がほぼ3倍ということで、ネオレスト1台とアラウーノ2台くらいで価格が釣り合うのかと思いきや、トイレ交換の場合は工事費が高いので、足が出てしまいましたね。
気を取り直して、次のオプションです。
コフレルワイド|1F 73,500円
我が家はタンクレスなので、便器に手洗いが付いていません。1階のトイレは洗面台も遠いのでトイレ内に手洗いを設置しました。遊びに来た人も使うトイレなので手洗いは必須です。
以前の記事では、アラウーノ専用手洗いカウンターを設置すれば他の住宅設備の色合いと統一されると紹介していました。しかしその後、トイレの背面収納が正式オプションとなり、我が家は背面収納の採用を決めたため、アラウーノ専用手洗いカウンターを断念せざるを得ませんでした(トイレ奥側の収納が重なるため同時採用不可)。
背面収納を採用した場合、トイレ内手洗いの選択肢は、以下に限られます。
- 手洗い付き便器
- コフレル(ワイドかスリム)
- TOTO手洗い器
- 造作対応(標準外)
- (1.5畳の場合のみ)一条オリジナル手洗いカウンター
残された選択肢の中から、コフレルワイドを選択しました。
ワイドかスリムか

ワイドの場合、手洗い器の中にソープボトルを置くスペースが有ります。

スリムだとこのスペースが無く、その分横幅が小さくなります。スリムを選び、工夫してソープボトルを置いている方もネット上で見受けられますが、我が家はソープボトルを置きやすいワイドとしました。お客さんも使いやすいようにということで、妻の意見に従いました。
問題は、設置スペース的にどうかということでした。背面収納の採用で、便器が少し手前側にきますので、トイレ手前側スペースが狭くならないか心配です。
一応マイホームデザイナーでワイドにした場合をシミュレーションしてみました。

これを見ると、何となくワイドでも行けそうな気がして採用しました。実際に建った後に、狭くなかったか使用感をレビューしたいと思います。
その他の選択
コフレルワイドは、自動水栓か手動水栓か、鏡の有無、扉の色を選べます。我が家は自動水栓、鏡無し、扉色は白を選択しました。これは単純に好みの問題かと思います。

我が家の場合、トイレの水栓は自動の方が清潔かなと思ったので自動水栓を選択し、少しでも狭い空間をスッキリさせるため鏡無しを選びました。また扉色は、コフレル(LIXIL)の設備色とグランセゾンの設備色が異なるので、違和感を無くすために敢えて白としました。私はLIXILの設備色も好きだったのでクリエモカ等を希望していましたが、ここは妻の意見を優先しました。結論が早い感覚派の妻曰く、『色がゴチャゴチャするとイヤだ』とのことでした。

背面収納|1F 43,000円
着手承諾直前に正式オプションとなりました。ブログでも度々書いてきたので、採用しない訳にはいかないという変な使命感すら湧き上がり、無事採用となりました。
実際の展示場画像



棚の上はトイレットペーパーを隠しておくくらいは出来そうです。
アラウーノS141の出っ張りとの干渉
前回の記事で予告していた新情報の一つ目です。先に書いた通り、アラウーノS141は横に洗剤投入口があるため横が出っ張ります。ここが背面収納の棚の扉の開閉に干渉しないか確認していました。回答は、干渉しませんとのことでした。本部の方で検証済みだったようです。

給水管の設置場所
新情報の2つ目です。背面収納を採用した場合、トイレの給水管は隠れるように施工可能かと思っていました。一条工務店に確認したところ、『これまでと同じ位置に設置される』との回答でした。

上の資料を見ると、左に給水管が飛び出ています。残念ながら、給水管を隠すことは出来ませんでした。給水管の掃除が面倒くさいので、どうにか隠蔽したいと話していたのですが、ここは残念ながらどうにもなりませんでした。
この内部資料では、床から給水管が生えてくる形ではなく、奥の背面収納側から飛び出ていますので、床をクイックルワイパー等で掃除することは出来そうです。床から生えていないだけマシと思うことにして渋々了承しました。
ちなみに上の実際の展示場画像では、給水管が出ていません。この素敵な便器はネオレストですが、ネオレストの場合、①給水管を便器内に隠蔽可能なので隠蔽されている、②そもそも展示場のトイレは使用しないので配管していない、のいずれかだと思います。

リフォームタイプではない標準タイプだと上のAの位置のみ対応です。リフォームタイプでもAからDの位置に限られます。アラウーノの仕様上、隠蔽が難しいようです。(ネオレストは仕様として『隠蔽タイプ』が有ります)
手摺|1F 0円(標準)
設備色の手摺が標準で設置可能です。
立ち上がる時にあると便利、老後は必須ということで、我が家も設置してもらいます。
色は他と合わせてグレージュです。
ペーパーホルダー|1F 0円(標準)
アラウーノ専用手洗いカウンターであれば、専用のペーパーホルダーがセットだったのですが、採用できなかったので標準品です。
ただ少し特殊でして、『標準品を採用するが設置はしない』よう依頼(施工連絡)しています。後から、適当なペーパーホルダーを施主支給で設置する予定のため、このような形にしてもらいました。(施主支給が面倒になった時のために、標準品も一応貰っておく形)
最後に
今回は1階トイレのオプション紹介でした。コフレルワイドを導入したことでトイレのスペースが狭くなりすぎないよう祈っています。
次回は2階トイレを紹介します!
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