マイホームの電気図面〜電気関係オプション:リビングダイニング編〜

はじめに

一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾し、2020年8月に着工した”たんどり”です。

早速ですが今回は、電気図面紹介シリーズの第3弾として、リビングダイニングの照明計画を紹介します。

オプション紹介シリーズはカテゴリー『我が家の電気図面』からご覧ください。
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リビングダイニング全体の電気図面はこんな感じです。

CAD図面ではこんな感じです。リビングの上は吹抜けです。

それでは、全体のイメージを掴んでいただいた(?)ところで、早速、個別の照明について紹介していきたいと思います^^

ダイニングの照明

それではまずダイニングの照明からです。

ダイニングには、一条工務店さんから照明の提供を受けず、ダクトレールを設置することとしました。

ここまで電気図面シリーズを読まれた方は既にお察しのことかと思いますが、我が家は基本的にダウンライトがメインです。ダウンライトは掃除が不要ですし、シンプルですっきりした見た目ですので、なるべくダウンライトを採用したかったのです^^

しかし、食卓までダウンライトでは味気無いかなと思いまして、好きな照明を設置出来るようダクトレール(Panasonic DH0222)を採用しました。

出典:Panasonic

ダクトレールには、ダクトレール用のプラグが付いた専用照明が設置可能です。ただ、引掛けシーリング用の一般的な照明についても、変換プラグを購入すれば簡単に設置できます

ダクトレールのメリットは、レールに沿ってランプの位置が変えられるので、多少テーブルを動かしても大丈夫な点です。ただ、当たり前ですが通常のダクトレールは、レール方向にしか動かすことが出来ません

この図面で言うと、ダイニングテーブルを左右に動かす場合は照明が追従可能ですが、上下方向に動かすと、テーブルの中心からずれてしまいます。(既に図面の時点でズレていますが笑)

図面の上側はグレイスキッチンの飾り棚ですので、手前にある程度のスペースを空けておく必要があり、テーブルを下の方にずらしたくなるだろうなと思っています。

ダクトレールを付けていませんが参考イメージ

飾り棚の前のスペースを確保するため、食卓を南側(図面では下の方)にずらすと、食卓の照明が中心からずれてしまう可能性が否めず、ずれたら違和感が凄いだろうなと恐れています笑。分かっていながら、ダイニングテーブルは当初想定より大きめのサイズをえらんでしまいました。サイズを縮めても価格が一緒だったので、欲張って大きめを選んだのです笑。

まぁ、飾り棚の前の空間を少し狭めれば、食卓の中心に照明が来るはずなので、住みながら調整していきたいと思います^^;

ちなみに、こんなダクトレール(LK04085BZ)も有ります。

出典:Panasonic

このタイプのダクトレールは、レールを回転させることが出来ます。これならテーブル移動の幅をもう少し広げることが出来そうです。

ただ、我が家の場合、レールと天井の間の掃除が面倒臭そうなこと、これでもピッタリの位置にフィットするか分からない(ピアノを置いたときは食卓が図面右側にズレる)こと、見た目のスッキリ感が相対的に低いこと等から、採用しませんでした。

さらにちなみに紹介しますと、吹抜けの際(キワ)に照明を設置する場合、こんな方法も有ります。

出典:LightingFactory

天井ではなく壁から照明を垂らす形です。これ系の照明プランは、個人的にはどれも素敵だなと思います。何かオシャレな感じです^^

我が家も吹抜けの位置を踏まえて、こんな形の照明プランも考えましたが、結果的にはダクトレールによる照明移動の利便性を取って、断念しています。ただ、吹抜けとの関係でダイニングの照明が取り付けにくい方は、検討してみてもいいかもしれませんね^^

ちなみにダクトレールに設置する照明は、以前も紹介しましたが、こちらの予定です。

出典:louispoulsen

ルイスポールセンのトルボー155を2個設置する予定です^^

白く透明なガラスシェードなので、食卓だけでなく周りも照らしてくれると思います。トルボーには黒いアイアンのシェードも有りますが、食卓の横の通路部分が暗くなるとイヤなので、遮光ではないこのシェードを選ぶ予定です。

こういったペンダントライトは天井から吊り下げるため、手が届きやすい位置まで下がってきます。つまり、子供が小さいうちは、子供の攻撃を受けるリスクがあります笑。時々、子供が何かをぶつけたとかで、ペンダントライトが壊れた話が聞かれます。男兄弟などでハイリスクな家庭の場合、ガラス製ではなく硬い素材のペンダントライトを選ぶと良いのかもしれません。我が家は今のところ娘だけなので、リスクが高くないと判断し、ガラスシェード採用の方向です笑。もし壊された時はこのブログで報告します。まぁ子供だけじゃなくて大人も何かのはずみで壊す可能性も有りますけどね^^; ペンダントライトは壊れるリスクが他の照明より高いという話でした^^

スイッチは、前回のキッチン編でも登場したこちらです。リモコンニッチ内に設置しました。

リモコンニッチ内のスイッチ群

スイッチの位置は重要では有りません。こちらの照明のスイッチは、アドバンスシリーズリンクモデルですので、リモコンによる操作がメインとなる予定です。

ピアノスペースの照明

子供が将来ピアノを習うかもしれないので、我が家はピアノを置けるスペースを設けています。

置くか分からないピアノ用

ピアノを弾くとき用の照明として、集光タイプのダウンライトXAD3422VCE1)を設置します。

出典:Panasonic

と、この記事を書きながら気付いたんですが、何と枠の色を間違えていました笑。この周りの照明は先日のキッチン照明の記事でも紹介した通り、すべて黒い枠にしていましたが、何故かここだけ白枠となっていました。

慌てて先程、今から変更が可能か一条工務店さんあてにメールしました。いやー、ブログ書いてて良かったです。設置後に気付くとダメージ大きいですから笑。

さて、この照明は、ランプが30度首振り可能な集光タイプです。ピアノを弾くときに譜面が見やすいよう、こちらの照明を選びました。

温白色より昼白色の方が譜面が見やすいだろうと思った方もいるかもしれませんね。私もそう思います笑。これは妻の好みでこちらの照明色となりました。まぁあまり細かく気にしなくても良いかなと。いざとなればランプは交換可能ですし^^;

スイッチの位置はすぐ近くのキッチン寄りに設置しました(上の電気図面参照)。こういった特定の位置でのみ使用する照明は、遠隔操作の必要がないため、スイッチを近くに設置する方が分かりやすくて便利かと思います。離れたところからこの位置の照明を操作するシチュエーションは、ほぼ無いだろうという判断です。

ちなみに、(正しい)黒枠バージョンはこちら(XAD3423VCE1)です。

出典:Panasonic

変更費用がかからなければ良いんですが、、、^^;

吹抜け壁の照明①北側スポットライト

次はこちら、吹抜けの壁に貼り付ける照明です。

出典:Panasonic

こちらの2灯スポットライト(XAS3301VCE1)を2個設置します。ランプは計4個です。こちらも交換可能なLED照明です。

吹抜けの照明については、かなり悩みました。

我が家はメンテナンスを考え、吹抜けの天井部分に照明を設置しません。このため、こういったスポットライトの照明により、下から天井を照らすことで、明るさを確保する計画です。

この『明るさを確保』というのが曲者で、それじゃあどれだけの照明を設置すれば明るさが足りるのか、という点が分かりません。照明の明るさを計算する3D計算ソフト(DIALux)も使ってみましたが、複雑な吹き抜け構造を作成するのが大変そうだったので諦めました笑。(諦めずに使ってみると、照明の過不足が分かりそうな感じでした。無料ですので、詳しい方は使ってみると良いかもしれません^^)

我が家の場合、Panasonicさんのあかりプラン一条工務店さんの提案した電気図面をベースに、大体この位あれば足りるだろうという照明数を設置しました。一応、Panasonicさんにも、これで足りそうか、という確認を(一条工務店さん経由で)してもらいました。

このスポットライトはランプ交換が可能ですので、ランプの個数・出力・照明色・向きを調整することで、ある程度丁度良い明るさの状態に調整できるのではないかと思っています^^

スイッチは、こちらもアドバンスシリーズリンクモデルですので、リモコンニッチ内です。普段のon/offはリモコンによる操作です。

吹抜け壁の照明②南側スポットライト

こちらの照明も、先ほどと同じスポットライトです。

こちらも2灯×2個=4個なので、先ほどの分と合わせて、8個のスポットライトが吹抜け回りに設置されることとなります。この照明が、我が家の吹抜け部分を照らす主戦力です^^

上に向けたり下に向けたり、適当に調整すれば、恐らく明るさは大丈夫だろうと思います^^

スイッチは、先ほどと同様にアドバンスシリーズリンクモデルということで、リモコンニッチ内に設置し、普段の操作はリモコンで行います。

リビング南側のダウンライト

リビングの南側1マス分はパラペット屋根としているため、天井があります。こんなイメージです。

この1マス幅の天井には、ダウンライト『XAD1100VCE1』を2個設置します。

H3の照明です。先程のマイホームデザイナーのイメージを見てもらうと分かりますが、ここの天井クロスは淡い木目調クロスです。クロスの色合いを踏まえて、ダウンライトの枠色は白を選びました。

出典:Panasonic

先程の吹抜けを照らすスポットライトと比べて明るさの弱い60形電球相当です。これはPanasonicさんのあかりプラン一条工務店さんのプランもそうなっていたので、それに合わせた形です。

スイッチは例によってアドバンスシリーズリンクモデルですので、リモコンニッチ内に格納し、リモコン操作を行います。

この照明の右側には作業机が有りますが、そこの照明は何か適当にデスクライトを購入する予定です。

と書いていてまた一つ気になる点が出てきました^^;
この作業机部分は、設計士さんの勧めでLDKから目隠しできるように25cmのタレ壁を作り、そのタレ壁の下にロールスクリーンを設置します。ということは、この作業机部分の天井付近には、先程紹介したダウンライトの明かりはタレ壁が遮ってしまうため届きません。机の上は自在棚を設置しますが、デスクライトだけでは天井を照らせませんので、棚の最上段は夜、かなり暗くなってしまいそうです。こりゃまた一つ後悔ポイントが出来てしまいそうです笑。

下から照らすよう工夫したいところですが、微妙ですね。作業机の天井部分にも一つダウンライトを設置すべきだったかもしれません

まぁ狭い空間ですし、夜に多少暗くてもいいですかね^^;
ここは、修整するとなるとそこそこの費用がかかりそうなので、是正しない方向で考えたいと思います。

ちなみに、この点について妻に意見を頂戴したところ、別にいいでしょ、との反応でした。全然気にしていませんでした笑。

おわりに

長くなってきましたので、今回はこの辺りで終わりたいと思います。

リビングダイニング周辺では、ウッドデッキを照らす外灯壁掛けテレビ周りの施工の紹介が残っていますので、また改めて続きを書きたいと思います。

今回の記事を書きながら、後悔ポイントとなりかねない幾つかの点が出てきました。やっぱり電気図面は難しいですね^^;

皆様は着手承諾後に発見して後悔することが無いよう、事前チェックを粘り強く頑張ってください^^

事前チェックの際は、この電気図面紹介シリーズも参考にしてもらえたら嬉しいなと思います^^

それでは今回はこの辺で!
またお会いしましょう^^

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