マイホームの電気図面〜電気関係オプション:玄関編〜

はじめに

一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾し、2020年8月に着工した”たんどり”です。

今回は、『我が家の電気図面』について紹介していきたいと思います。前回ようやくオプション紹介シリーズが終わりましたので、今回から照明プラン、特にスイッチ関係がメインになると思いますが、電気図面の紹介シリーズを新たに始めたいと思います^^

電気図面は細かくて分かりにくいですし、あまり需要も人気も無いだろうなと思いつつ、、、しかし我が家も照明プランの検討時は先人達のスイッチの位置等を参考にさせていただきましたので、たまには参考にしてくれる方もいるかもしれないと思い、複数回のシリーズものでお届けしたいと思います!

Panasonicのあかりプラン

まずは電気図面の紹介に入る前に、我が家が電気図面を考える際に参考としたサービスを紹介します。

有名ですので紹介するまでも無いかもしれませんが、Panasonicのあかりプランです。

我が家もCAD図面がある程度固まった段階で、プラン作成を依頼しました。我が家の設計士さんに相談したところ、依頼をかけるのは施主からでも一条工務店からでも、どちらでも可とのことでしたので、施主側の手間が減るかなと思い設計士さんから依頼して貰いました。

ただ、後から思うと、施主から直接依頼しておいた方が、その後の間取り変更や照明プラン変更時に、施主から気軽に(?)問い合わせが出来て良かったんじゃないかなと感じています。色々とこだわっていく中では、設計士さん経由でPanasonicさんから機動的に情報を得るのは限界が有りました。

色々とこだわりたい方は、直接Panasonicさんとやり取りする方が、話が早いかもしれません。

あかりプランを依頼すると、要望を聞いた上で間取りに応じた照明プランを提示してもらえます。一条工務店さんの提示する照明プランと比較することで、より良い照明プランとなるかと思います。

我が家の場合は、一条工務店さんのLEDキャンペーンを利用せず、ほぼPanasonicさんの商品を採用しました。が、当初希望していなかったリンクモデルへの変更が追加となったり、検討を進める中で、結果的にはあかりプランで提示された内容からかけ離れた照明プランとなっています^^;

ただ、照明の明るさが足りるか、配置はどこがオススメか、といった視点では、やはり大分役立ちましたので、一度は依頼しておくことをオススメします。

玄関回りの電気図面

(電気図面を加工しています)

既に検討を進めていて電気図面を見慣れている方は、この図面だけ見てもらえれば、それで足りそうですね^^;

玄関ポーチの照明

玄関ポーチの照明はXED3101LCE1です。LEDランプ交換可能なGX53-1口金です。先程の電気図面では黄色の2重マルの中にC1と表示されています。

電気図面において、黄色の2重マルはダウンライトを表します。

玄関ポーチの軒天はダークブラウンですので、それに合わせて照明の枠の色はにしました。また、光の色は電球色を選んでいます。

設計士さんはダウンライトを2つ設置する案を勧めてくれました。見栄え的には2つあった方が素敵かなと思いましたが、あまり広いポーチでもないのでコスト面を考えて1つに減らしています。明るさが足りるか少し心配ですが、少なくとも玄関入口の正面付近が明るければ問題無いだろうと思っています^^;

緑のマルは玄関ポーチの照明関連

照明(図面上の黄色のマル)から伸びる赤線の先(オレンジの三角形)は、スイッチの位置を示します。

C1の赤線を追っていくと、玄関の奥の方にスイッチを置いていることが分かるかと思います。こんな奥まったところにスイッチを置いた理由は、この照明が人感センサースイッチだからです。

C1の横にある赤い三角形の位置にセンサーを設置しています。センサーはWTK4431Bを選んでいます。

赤い三角形のマークは、センサーの位置を示します。

出典:Panasonic

暗くなると自動点灯、設定時間になると自動消灯、暗い時に人が来ると自動点灯と、至れり尽くせりのセンサーです^^ これも軒天に合わせてを選んでいます。

センサー式の照明ですから、最初に設定してしまえば後は殆ど触ることがありません。このため、目立たない位置に設置しています。

同じ位置に、あまり触らないスイッチ関係をまとめています。家の外壁側に設置する将来用EVコンセントと外構用照明のスイッチ、ナノイーのスイッチ、それから防犯用の警報機です。電気図面では、下の方のオレンジの枠囲みになっている部分に示されています。

また、特に使い途は決まっていませんが、この位置にコンセントも設置しています。うーん、この位置のコンセントは微妙だったかもしれません笑。使い途が良く分かりませんね^^;

最初は、玄関の目立つ位置に殆どのスイッチ類が設置される案を提示されたので、設計士さんにお願いして変更してもらいました。あまり触らないスイッチ類は目立たない所に設置すると、普段触るスイッチが分かりやすくなりますし、玄関がすっきりすると思います^^

玄関ホールの照明

次は玄関の中、ホールの照明です。

D1のダウンライト×2です。玄関ホールの奥(画像右下)の方まで照らすように、照明を2つ配置しています。画像下の方の照明がもう少し上の位置にあると画像右下部分に影が出来てしまいますので、配置には気を遣いました。

玄関ポーチの照明は2つともXAD1100LCE1です。こちらもLEDランプ交換可能なGX53-1口金です。天井は白い標準クロスなので、照明も白枠です。

光の色は電球色です。私は明るい昼白色等が良かったのですが、妻は暖かい色味が好きらしく、電球色を多用しようとしてきます

どうでもいい話ですが、私は近眼で妻は裸眼で1.5程度と目がいいので、私は明るい照明を好み、妻は電球色を苦にしないということなのかなと勝手に思っています。

なお、基本的に光の色合いは妻の好みで決められています笑。

スイッチの位置は玄関ホールの手摺の横です。リビング側(図面の左下)から玄関ホールに入った際、近い場所にスイッチが無いわけですが、こちらのスイッチもセンサー式を選びましたので、センサーでカバーする予定です。

出典:Panasonic

アドバンスシリーズの『かってにスイッチ』です。アドバンスシリーズは標準仕様外となるため、図面上に『かってにスイッチ』の表記は有りません。

図面上の『電−A』の注記は、別途施工連絡がある事を示す記号です。電気関係の施工連絡(標準仕様外の施工指示)は、一条工務店さんに依頼すれば、提供いただけるかと思います。

センサー位置は、図面右側のスイッチ位置と同じです。スイッチがセンサーを兼ねています。

この角度に設置すれば、玄関から入った時、リビング側から入った時、いずれもカバーしてくれる筈です。

出典:Panasonic

心配なのはトイレから出た時です。

スイッチ位置とセンサー範囲のイメージ

上のイメージを見てもらうと、トイレの扉がセンサー範囲に入らないことが分かるかと思います。

夜にトイレから出てきた場合、トイレの明かりが玄関ホールに漏れて、その明るさに反応してホールの照明が付くと問題無いのですが、、、。このセンサーは熱を検知するということで、体温に反応するようですので、付かないのかもしれません^^;

まぁその場合も、玄関ホールの明かりがハイドアのガラスから漏れて多少明るい筈なので大して支障無いかなと思っています^^

ちなみに、こんなパターンも考えられます。

スイッチとセンサー範囲(別案)

これなら、玄関ドア、リビングドア、トイレドア、シュークロドア、どこから入ってきてもセンサーが検知してくれそうです。リビングから入ってすぐの位置にスイッチがあるという点も、センサーが嫌になったり壊れたりした時に役立ちそうです。ネックは玄関土間側からスイッチに手が届かないという点ですかね。三路にする(スイッチを増やす)ことも考えられますが、それもスイッチが増えてややこしいですし、、、一長一短有りますね^^;

ちなみに、センサーが嫌になるというのは、誰もいないのにセンサー式の照明が点灯して怖いという理由で、センサーをオフにしているというネット上の声を意識しています笑。

シューズクロークの照明

シューズクロークにはダウンライトを1つ設置しました。PanasonicのXAD1100NCE1です。こちらも自分でランプの交換が可能です。

出典:Panasonic

色は昼白色です。シュークロの中でモノを探す時に電球色ではイマイチなので、昼白色にしています。

スイッチの配置はこんな感じです。シュークロ内に入って左手の壁に設置しました。ここのスイッチも、先程の玄関ホールと同じセンサー式です。

出典:Panasonic

シュークロ内は狭く、スイッチに手が届かないということも無いので、普通のスイッチでも良かったんですが、両手が塞がってたりすることも有るかなと思いセンサー式としました。要はセンサー式の方が楽だからですね^^;

逆に言えば、センサー式で支障無い箇所は、なるべくセンサー式にしたかったということです^^

ちなみに、このスイッチの下にはコンセントを設置しています。我が家は電動自転車が有りますので、その充電用としての用途を想定しています。

玄関ポーチのその他設備

左側の緑のマル

まずは左側の緑のマル、『警1』はこれです。

宿泊体験等にて撮影

画像右上の警報器です。何かあれば外に向けて警報が鳴るよう、標準(オプション料金不要)で装備されています。

見栄え的には若干アレですが、防犯面での心理的効果も期待し、玄関前に設置しています。

真ん中の緑のマル

真ん中の緑マルは、インターホンです。

インターホンについては、こちらの記事で紹介しています。

右側の緑のマル

右側の緑のマルはワイヤレスカメラ(防犯カメラ)です。これも先程の記事で紹介しています。

ここでは青いコンセント記号が表示されています。

青いコンセント記号は、自由に使えないコンセントです。住宅設備に紐付きとなっている分ですね。

このコンセントが防犯カメラと接続されます。

玄関ホールのその他設備

JEM-A

画像左上の緑マルです。インターフェース+JEM-Aと記載されているのは、玄関ドアの遠隔開閉を行うための接続形式です。分電盤(我が家は洗面所)から配管が伸びています。

玄関ドアのキーレス用コンセント

これも画像左上の辺りです。先程紹介した通り、青いコンセント記号は、特定設備専用のコンセントです。ここでは、電気リモコンキー用とのことですので、玄関ドアのUBキーガル用のコンセントですね。

シューズボックスにコンセント

画像の左下部分の緑マルです。シューズボックスの御影石カウンターの上にコンセントを設置しています。カウンターの上に照明を置いたりするかもしれませんので、念のためです。

パワコン用のLAN配線

画像右上の緑マルです。青字のLAN記号が有りますが、これはパワコン専用のLAN配線を示します。以前紹介しましたが、一条工務店さんが発電状況を確認するため、また蓄電池の運転方法を管理するため、パワコンはインターネット経由で一条工務店さんと接続されます。

もちろん、回線費用(インターネット利用料金)は施主持ちです。と書くと、別途維持費がかかると誤解されそうですね^^; 施主の引いた回線を使って通信するということですので、光回線等の常時接続回線を引く予定であれば、別途の追加費用はかかりません

警報機(室内側)

画像右下の緑マルは室内側の警報機です。設備の性格的に、あまり詳細を書くのも憚られますので、控えます。記事も長くなってきましたので^^;

おわりに

今回は玄関まわりの電気図面を紹介しました。玄関まわりだけでもそこそこのボリュームとなってしまいます。やはり電気図面は手強いです^^;

電気図面の検討は、照明の種類や色、スイッチの種類や位置等、非常に悩ましいと思います。今回から始まった電気図面シリーズでは、我が家が考えたことをなるべく細かく紹介していく予定ですので、悩んだ際は是非参考にしてみてください^^

次回は、また別の場所の電気図面を紹介したいと思います。それでは、またお会いしましょう^^

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