グランセゾンの着手承諾と住宅ローンの増額申請

6月末に着手承諾しました。

着手承諾は、通常、最終図面の提示を受けて、面前で確認しながら最後に押印する、という流れです。
我が家の場合、最終図面の提示を受けて面前確認を行ったのが2か月ほど前でした。そこから更に、図面の細かい訂正を繰り返し、コロナによる打合せの中断も相俟って、ようやく今回、着手承諾と相成りました。
このため、最終図面の確認は事前にメールで行い、着手承諾の契約内容の説明や署名捺印作業を1時間半ほどかけて行うという変則的な流れでした。

また、工事請負代金の増額を受けて、一条住宅ローン(i-flat)の借入額増額を相談していましたので、その説明も有りました。私は土地購入を先に済ませていますので、その際に一条住宅ローンからつなぎ融資を受けています。説明によると、通常は「つなぎ融資」を行った後に増額の申請は受け付けないらしいです。増額申請を受けて再審査したことで、審査結果NGとなってしまうと、本ローンの実行が出来なくなり、つなぎ融資の回収も危ぶまれる事態となってしまうため、とのことです。
我が家の場合、共働きで夫婦の連帯債務としているので限度額に余裕があること、前回の審査以降、延滞や(マイカーローン等の)新規借入が発生していないことを釈明し、増額の審査を行ってもらうこととしました。
営業担当的にも「私も大丈夫だとは思っていますが、万一があるので念のため増額の再審査意思を確認させていただきました」という反応でした。文字にすると若干脅しが入っているようにも見えますが、多分大丈夫でしょう🤪

心配な方は、やはり見積金額を高めに設定しておいて、住宅ローンの本審査を受けておくことをお勧めします。
私も高めに設定していたつもりでしたが、結果的にはそれを更に超える総額となり驚いています(他人事)

しかし、いやはや、長かったです。
契約したのが昨年の10月でしたから、実に9ヶ月かけて検討したことになります。

気になる(?)最終の契約額ですが、契約時から工事請負代金の総額は260万円程度UPしました。最終の契約内容は、また近いうちにブログで詳細を報告します。

打合せは何回したんでしょう。途中からカウントしていませんでしたが、ブログ記事にするため、スケジュール帳を振り返って数えてみました。

一条工務店の住宅展示場を最初に訪問したのが2018年4月。そこから一条工務店の別の展示場見学や宿泊体験も含めて5回程打合せを行い、2018年10月に契約。

契約後は、工場見学やライフプラン打合せも含めて実に14回の打合せを行っていました。この他、営業担当は同行していませんが、名古屋、東京、横浜でのグランセゾン見学、住宅設備や外構打合せ等も並行して進めてきました。

写真をあまり撮れずに後悔している名古屋の展示場
(撮影許可は頂いていたのですが><)

一生に一度の家づくりですので、後悔の無いようじっくりと検討させてもらいました。営業担当は途中で勤務店舗の異動(車で一時間程度)があったりと、大変だったと思いますが、根気よく付き合っていただきました。
コロナの緊急事態宣言で打合せが行えなかった時期も、担当設計士にはメールで何度も間取りの修正等を行っていただきました。

この二人にはとても感謝しています。

私は当初、地場のハウスメーカーも検討していました。そこでは見積の作成は、営業担当が建築部材を一つ一つピックアップして見積を取り、詳細な見積書を作成するスタイルでした。そのため、間取り変更に対して後ろ向きで、設計士から上がってきた間取りをベースに、変更はごく限定的にしか行えない雰囲気でした。
地場メーカーの中では高気密高断熱にしっかり取り組んでいて外観も悪くない良い会社だったのですが、あのまま契約していたら、これほど時間をかけて検討することは間違いなくできなかったと思います。一条の場合、人気があるのも有って完成までに時間がかかりますが(地域性もあると思います)、じっくりと検討したい方にはお誂え向きのハウスメーカーだと思います。

妻に打合せ回数を報告すると、『モトをとってて良い😻』との評価でした。私に似て少し(?)セコいようです。
打合せを増やせばハウスメーカー側にとってコストが増えます。ローコストのハウスメーカーであれば打合せ回数を減らしてコストを下げようとしますし、会社の健全経営のためには当然必要な対応です。
一条工務店の場合、他のブロガーさんをはじめ、打合せ回数が多い施主さんがこれまでも沢山存在します。会社の姿勢として、満足するまで打ち合わせに付き合ってもらえることは、施主にとってメリットが大きいと感じます。

一条工務店では契約後の打ち合わせ回数を標準で5回と設定していたはずです。時間をかけて打ち合わせていきたい場合は、契約前に着手承諾を急かさないよう念押ししておくと良いかと思います。

今後は、7月下旬から一次外構工事に入り、8月に地鎮祭といったスケジュールです。完成予定は来年(令和3年)の1月予定となりました。

工事の状況は、また随時ブログで紹介していきたいと思います。

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