ハウスメーカーとのイメージ共有ツール「pinterest」

はじめに

今回はグランセゾンの話ではなく、私がハウスメーカーとのイメージ共有のために利用しているツールを紹介します。

それはPinterestです。インスタグラム等、通常のSNSとは異なり、画像の共有がメイン機能です。

Pinterest(ピンタレスト)は、ピンボード風の写真共有(英語版)ウェブサイトでユーザーはイベントや興味のあること、趣味などテーマ別の画像コレクションを作成し管理することができる。また、他のピンボードを閲覧して自身のコレクションか「好み」の写真として画像を「リピン」することもできる。

出典:wikipedia

紹介するまでもなく有名ですので、「知っとるわ!」という方は読み飛ばして下さい。。。

私は家づくりをはじめてから、このサービスの便利さに気付きました。

おすすめポイント① イメージのリンク保存

ネットサーフィン(死語?)しながら、あぁこんな吹抜け素敵だなーとか、ピットリビングかっけぇとか、憧れる画像に出会いますよね。

そんなときに画像の上にカーソルを乗せると、左上にpinterestマークが表示され、画像をピン止め(ブックマーク的な感じです)することができます。
(PCではこんな感じで楽に保存できます)

その画像は、自分のボードに保存され、ボードからいつでも画像の確認を行うことができます。

また、便利なのは単純に画像のイメージファイルを保存するものではないため、画像の掲載元へ飛ぶことができます

このため、画像の解説も確認することができ、どこのハウスメーカーが作ったのか、とか、どこの設備屋の商品か等々、後に振り返って確認することができるのです。

私のボード

こんな感じで、部屋毎に分けたりすれば、その部屋のイメージが湧きやすいと思います。「旅行」のボードも作って、いつか行きたい場所の画像も保存して妻と共有しています。(旅行ボードに登録しているのは私だけなのですが…笑)

ちなみにiphoneからイメージ保存する場合、保存方法が分かりにくいです。スマホでgoogle画像検索「吹抜け」とかで、ベッドの中で画像を眺めること、ありますよね。そういう時に素敵な画像と出会うものですよね。iphoneでの保存方法は、私は最初困惑したので一応ピンの保存方法をメモ程度に書いておきます。

Pinの保存方法(iphoneの場合)
  • pinterestアプリを開く
  • 保存済みボタン
  • 左上の+ボタン
  • ピン
  • ボール(地球?)みたいなマーク
  • 画像を含むページのURLをペースト
  • 保存
  • 保存したい画像を選択

※もっと楽な方法もあるような気がしていますが、面倒なので調べていません…

おすすめポイント② イメージの共有

私たち夫婦はPinterestのボードを共有し、お互いに好きな画像を保存しています。お互いに保存した画像を見ながら、ああこんな感じが好きなのか、と何となくイメージが伝わります。また、作成したボードは、ボードのリンクを送付することでPinterestを使っていない人とも共有が可能です。

つまり、ハウスメーカーの担当者に自分たちの作ったボードを送って、「こんな感じで!」と適当に伝えることができます

これが楽です。

言葉で説明するのは難しいし、スマホに保存した画像を見せたり、画像データを送ったりするのは大変です。手間をかけずにイメージ共有出来て、ハウスメーカー担当者も画像のリンク元を辿れば商品情報が分かるので、その気になれば調べてもらうこともできます。

とここまで紹介してきましたが、実は私は一条工務店の営業担当にはボードを共有していません。共有しているのは並行して検討を進めてきた地場ビルダーの担当者です。

一条工務店の場合、できることが限られており(特に外観)、共有しても叶わない可能性が高いからです^^;

外構の検討の時くらいは使えるかもしれませんね。

ちなみに地場ビルダーの担当者は、私の外観のボードを見て「寄棟が好きなんですね」とか、自分では気づいていなかった好みの分析をしてくれまして、何となく恥ずかしい感じになりました。(一条工務店では太陽光パネル敷設の関係で、寄棟ではなく片流れになると思います><)

おわりに(2020.7.26追記)

注文住宅を作る場合、施主側に家の具体的な完成イメージがあれば、どこのハウスメーカーに依頼しても、ある程度希望を叶えて貰えます。(構造上の強度が関わる希望は、工法や木造か鉄骨か等の影響が大きく、対応の可否はハウスメーカーによって分かれます)

『具体的なイメージは無いけどカッコいい家に住みたい』というように依頼するのであれば、デザインに定評があるハウスメーカーを選択するべきです。

出典:住友林業

家のカッコ良さは、勿論人それぞれ感じ方が違う訳ですが、例えば具体的イメージとして、『軒は120cm以上出して木目調軒天を採用、リビングの掃き出し窓は1階天井までの高さとして1階天井の木目と合わせることで、室内から外への一体感を確保したい』と思っていた場合、そのように依頼すれば、資金さえ用意できれば大抵のハウスメーカーは応じてくれると思います。

ただ、そういう具体的なイメージは、家づくりの検討を進めていくにつれて固まっていくものであり、家づくり素人である大半の方は、どういうディテールにすればカッコ良くなるのか、という具体的イメージを持ちにくいと思います。私の場合はそうでした。そもそも、標準的な家とココが違うからカッコ良く見える、という視点を得るためには、標準的な家のディテールを知っておく必要があります。

それゆえに、ハウスメーカーの担当者に言葉でイメージを伝える事は難しく、家のデザイン性は担当者の提案力次第という事になりがちなように思います。(勿論、普段から家の目利き力を鍛えていたり、元々センスがあって具体的イメージを既に持っているという方もいるとは思います。)

pinterestを使うと、カッコよく見せるためのディテールを理解していなくても、画像を見た時の印象としてカッコいい、これと同じようにしたい、というイメージで話をすることが出来ます。

同じ画像を見ながら担当者と話をして、これと同じ造りにするためには、こことこことここがオプションになります、といった具体的な話をすることができます。予算があるので当然思い通りにはならないと思いますが、やりたかったけど予算の兼合いで『やらなかった』という能動的な選択が可能です。これは、『知ってればやってたのに』という後悔よりは、だいぶマシかなと思います。

昔であれば、これをするためにはスクラップブックを作って打合せに持参する必要があったかと思います。今は無料でこんなツールがありますので、是非有効活用していただきたいと思います。

偉そうに長々書きました。念のためもう一度言っておきますが、私は一条工務店にpinterestを共有していません^^;

一条工務店の場合、オプション表があって基本的にはその中から選択していく形であり、自由度が低いためです。オプション表以外の選択も出来るのですが、標準仕様外工事として価格が大きく上がる可能性が高く、予算の都合もあるため、一条工務店のグランセゾンに決めた段階で、基本的には標準仕様内で検討していくことと決めていました。

私と同じような理由で、あまり使い途の無い方もいるかもしれませんが、自由度の高い注文住宅を選ぶ場合は、特にオススメなツールだと思っています。

これから家づくりを検討する方、pinterestはおススメです!

pinterestに保存されたピンは著作権フリーではありません。ハウスメーカーと情報共有するため等、個人的に利用する分には特段問題ないと思われますが、私的利用の範囲を超えないようご留意ください

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