グランセゾンの玄関

現況報告

一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾した”たんどり”です。

先日、着手承諾した話をブログで報告しました。
・・・が、その後、担当設計士から連絡が有り、ロスガード『うるけあ』の給気口(SA)位置に問題が発覚しました。

左下のSAがNG(画像下側の赤く塗られた壁が耐力壁)

吹抜けを避けて通す予定だった壁に耐力壁があり、パイプを通せなかったらしいです。
このSA位置、大したコダワリは無いんですが、折角なのでそのうち記事にしたいと思います。詳細はまたその時に紹介します。

着手承諾後にも、こんな変更が有るんですね。ここは一条工務店側の都合による変更なので、恐らく無料なんでしょう。(何も言われてないので、そのはずです)

グランセゾンの玄関

さて今回は、一条工務店『グランセゾン』の玄関について、我が家の採用したオプションと合わせて紹介していきます。
インターホンや電気錠といったスマートホーム関係の話は、次の記事で紹介予定ですので、今回は電気関係以外の設備について紹介します。

あまり真新しいモノはないんですが、細々としたオプションも有りますので、良ければお付き合い下さい。

オプション紹介シリーズはカテゴリー『我が家のオプション』からご覧ください。
スマホの方は画面右下のボタンからサイドバーを表示して、カテゴリーを選択して下さいね。

玄関ドア『プロノーバ(三協アルミ)』(標準)

玄関ドアは三協アルミの商品のうち、ファノーバとプロノーバを採用できます。ただし、両商品の全てから選べるわけではなく、グランセゾンのカタログに記載された品番しか基本的は採用出来ません。(標準仕様外工事としてオプション料は支払えば出来るのかもしれません)

三協アルミのファノーバとプロノーバ、違いは断熱性とデザインです。プロノーバは比較的新しい商品で、断熱性に優れた玄関ドアです。ファノーバはプロノーバと比べると断熱性に劣りますが、前からある商品でありデザインの種類が豊富です。
結論として、プロノーバで気に入ったデザインが有れば、プロノーバを選ぶべきです。元々三協アルミの販売価格もプロノーバの方が高いです。販売価格の安いファノーバを選んでも減額は有りません。
プロノーバのデザインが気に入らなければ、ファノーバから探してみましょう。

我が家は、旅行がてら名古屋のグランセゾン展示場を見学に行った際、三協アルミのショールームにもお邪魔しました。地元には三協アルミの展示場が無いんです。
その後、当時は未完成でしたが、名古屋で2つ目のグランセゾンの建築状況を見学に、長久手展示場にも行きました。長久手展示場と三協アルミのショールームは近いので、名古屋近辺の方はそんなコースで回れば1日で色々と見れそうなのでオススメです。

さて、本題に戻ります。
三協アルミショールームでは、プロノーバA34ビターグレインにしよう!と決めて帰りました。

浮造り調というのは、表面が木目っぽく若干凹凸加工されていることです。一部のカラー(シナモンエルム、スモークナット、ビターグレイン)が浮造り調になっていて、当初はその中から選びたいと思っていましたちなみに私は、色合い的にはスモークナットが一番好みでした(外観全体のバランスを考えて断念)。

しかし、打合せ終盤になって、プロノーバA36ホットブラウンに変更しました。

ホットブラウンは、名前の意味がよく分からないけどカタログの写真的には紺系なのかなと思っていました。実際は黒いドアみたいです。名前の意味はやはり良く分かりません。とにかく一条工務店のオプション表の写真の印象とはちょっと異なります。
我が家は白と黒の2色タイルにしていますので、玄関ドアだけ茶色系っていうのもどうかなと思ったことと、ドア回りのサッシ(?)色がシルバーなのがどうしても気になったことから、打合せ終盤に思い切って変更しました。
実は、わざわざ三協アルミショールームへ行ったのに、ホットブラウンは候補としていなかったので、あまり良く見ていませんでした。後になってネット検索しながら、案外良さそうかも?となりました。その時あまり興味が無くても写真だけは沢山撮っておく方が良かったなと、今更ながら反省しています。

性能は、熱貫流率 1.20W/(㎡・K)~とのことです(片開きドア・採光無しタイプ)。
我が家の場合、親子ドアにしますので、上で挙げた2つの商品の親子ドアタイプは1.71W/(㎡・K)となるようです。

熱貫流率(ねつかんりゅうりつ)とは、壁体などを介した2流体間で熱移動が生じる際、その熱の伝えやすさを表す数値である。

wikipediaより引用

ちなみにファノーバはカタログ上では熱貫流率の記載は見つかりませんでしたが、下のURLで詳細が確認できそうです。商品によりますが、概ね熱貫流率 2.29W(㎡・K)くらいでしょうか。プロノーバと比べて熱貫流率が高い(=外の気温が室内に伝わりやすい)ということが分かります。
https://alumi.st-grp.co.jp/sumai/shouene/mokuzo_product5.html

ちなみに、国内トップクラスの玄関ドアはどんな感じか検索してみると、リクシルのグランデル2(ハイグレード仕様)が国内有数の性能という評価を得ているようです。

採光無しのタイプは熱貫流率 0.89W/(㎡・K)~、採光部はトリプルガラス(プロノーバはペアガラス)、デザインもプロノーバより素敵(個人的感想)で、さすがに良さそうな商品です。ただ、親子ドアはカタログに載っていないのでラインナップに無さそうな感じです。また、価格は定価73万円と凄い値段でした。(プロノーバの価格は上の画像をご参照ください)

他にはYKKAPのイノベストD70熱貫流率 0.89W/(㎡・K)イノベストD50の形材断熱枠仕様というタイプが熱貫流率 1.22W/(㎡・K)~のようです。イノベストD50の形材断熱枠仕様はプロノーバとほぼ同等の性能のようですね。

・・・上を見ればきりが無いですね。我が家は温暖な地域ですしプロノーバで十分でした。

性能はともかく、三協アルミのドアデザインは正直言って、今一つな印象でした。
一条工務店では標準外となってしまいますが、上で紹介したドアの他にもデザインが素敵なドアは沢山有ります。予算に余裕が有れば標準仕様外として、他社製ドアも検討したかったなと思います。

斜め框施工 15,000円

玄関の框(かまち)を斜めにしてもらいました。

広い玄関ではありませんので、斜めにすることで少しでも奥行き感が出ること、框を広く使える(横に並んだ時に框が少し長くなる)ことを狙って依頼しました。また、画像の左下の扉がLDK入口、右下の扉がトイレなので、玄関に入った時に感覚的にLDKの方向が分かるような効果も期待しています。(斜め框に正面から向き合った方向にLDK入口扉という作り)
オプション価格15,000円はお手頃なんじゃないでしょうか。

シューズボックス(標準)

グランセゾンでは設備色(ホワイト・サンド・グレージュ・ダーク)のシューズボックスが選択できます。
ミラーは扉の内側に付き、土間側から鏡を見る形です。
私は玄関サイズに合わせてM143R(LとRは左右が逆)を選択しました。

回転靴収納タイプと地板無しタイプ、地板有りタイプを選べます。回転するのは面白いんですが、子供が激しく動かしたりしていつか壊れそうな気がしたので普通の地板有りタイプを選びました。
シューズクロークも1畳という狭さですが、付けてもらっています。

床暖房のヘッダーボックス位置(標準)

オプションとは関係有りませんが、床暖房のヘッダーボックスは玄関内に設置しました。

玄関には玄関ドアという大きな扉が有り、土間も有ります。このため外気の影響を受けやすく、冬は冷えやすい空間です。床暖房のヘッダーボックスは、床に張り巡らされたパイプ内の液体(不凍液や水道水)を温める設備ですので、ヘッダーボックス周辺が最も暖かくなるんだそうです。(正確には最も温かい液体が循環するということです)
玄関にヘッダーボックスを設置することで、家全体の気温が均一になることを期待して、ここに配置しました。間取り上、ちょうどハマりも良かったのでラッキーでした。

玄関の窓(標準)

これもオプションとは無関係ですが、玄関には採光用の窓を付けました。
部屋の扱いが『ホール』の場合、開くことができる窓はオプション扱いです。このため、ここはFIX窓としています。
東側なので、玄関を明るくしてくれることを期待しています。

玄関の正面の壁 (標準)

玄関に入って正面の壁は、入居後にエコカラットをDIYで貼りたいと思っています。オプションとして採用しなかったのは、もちろん建築費削減のためです笑。
ネットで検索すると色々な方がエコカラットDIYにチャレンジしてますので、参考にさせてもらいます。ブログが続いていればDIYの経過も記事にしていきたいと思います。

玄関ポーチ補強工事・斜め施工 101,800円

我が家は緩い傾斜地上にあるため、接道とのレベル調整のため、深基礎としています。これに伴い、玄関ポーチも深基礎となります。施工費は深基礎50㎝+側面タイルで68,800円でした。仕方のない出費です。

傾斜地上に家を建てる場合、①深基礎として家の基礎高さを上げるのか②接道と敷地の境界に擁壁を作って外構で高さを上げるのか、この点は着手承諾までに外構屋を含めて良く協議しておく必要が有ります。どちらが安く済むのか、どちらが住みやすいのか、①と②の両方の案を検討しておくことをお勧めします。
我が家の場合、駐車場としての使いやすさを優先し、深基礎を選択しています。
(接道と敷地のレベルを揃える⇒建物側でレベルを上げる⇒深基礎)

また、駐車場に入りやすくするため、ポーチの角を斜めにしてもらいました。これが意外と高く33,000円取られています。。。

玄関ポーチ関係で計101,800円のオプション費用となりました。

玄関オプションまとめ(電気関係除く)

  1. 斜め框施工 15,000円
  2. 玄関ポーチ補強工事・斜め施工 101,800円

合計で116,800円でした!
玄関ポーチが若干高くついた印象ですが、意外とお金を掛けずに済んだのかもしれません。

次はインターホン、玄関ドアの電気錠、ワイヤレスカメラ等、玄関まわりの電気設備について紹介します!乞うご期待!

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