吹抜けや吊り押入れのルール(グランセゾン)

吹抜けと梁吹抜けの端の梁の長さは4マスまで

我が家は吹抜け(黄緑)の南北2箇所に梁があります。吹抜けの横幅は5マス取りたかったのですが、梁部分は4マスに狭めざるを得ませんでした。上の梁はあと少しでも伸ばせないか(WICを縮める)交渉中です。

2020.5.3追記

その後、上の梁を4.5マスに伸ばして検討を進めてきましたが、先日になって上の間取りにNGが出ました。
梁は4.5マスでも行けましたが、吹抜け横に部屋が無いことで構造的に弱くなっているとのことでした。
逆に言えば、横に部屋が有れば梁はもう少し長く出来そうですね。
間取りはまた確定した時に紹介したいと思います。

吊り押入れは壁に付けるか付けないかの2択

①のところです。

上の図面では吊り押入れが1.5マス分になっています。元々は2マスで依頼していました。吊り押入れの横壁の施工ルールは、壁にぴったり付けるか、または全く付けないかの2択です。
上の図面で吊り押入れを2マスとした場合(下の方に半マス伸ばした場合)、奥行半マス分は壁に付かず、残り半マス分は壁に付く形となります。これが設置ルールに抵触してしまいます。
これも現在交渉中です。

2020.5.3追記

このルールはどうにもなりませんでした。
工場で作る関係で、現場作業でもどうにもならないようです。
ちなみに和室は3畳+右側に床の間としています。
こうすることで、シングル布団を横に2枚敷くことが出来ます。
足は吊り押入れの下に入るので、床の間が固いとは思いますが・・・。

吊り押入の下に貼れる板材

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: o2478055214760113386.jpg

吊り押入の下は板間となりますが、そこに貼れる板材について紹介します。
「お住まい検討シート」に記載されている「銘木色」、「石目調フローリング」が選択できますが、この他、「縁甲板(えんこういた)」も選択できます。 

  • 銘木色・・・けやき、けやき濃茶、白木
  • 石目調フローリング・・・ホワイト、ベージュ、グレー、ブラック 
  • 縁甲板

縁甲板とは元々、家の外を囲む廊下に貼るための板材、とのことです。よく分かりませんが、「お寺の修行中に雑巾掛けをする廊下」のイメージですね。多分。

最近はフローリングと殆ど同じ扱いのようですが、1800mm以上のフローリング材を特に縁甲板と呼ぶ場合もあるようです。 

一条での呼び分けは聞いていないので分かりませんが、私の希望していた色合いに近いのは、縁甲板の色でしたので、縁甲板を採用しました。

グランセゾンの縁甲板
(左が縁甲板、右が銘木色の白木) 
グランセゾンの縁甲板
(色合いの確認でJAPANNATURALのパンフを間に置いています)

ちなみに、グランセゾンの展示場ではこんな仕上げになっていました。

これ、吊り押入下は「白木」かと思っていましたが、上の「白木」は色合いが違うように見えますね。

グランセゾンの吊り押入
グランセゾンの吊り押入
グランセゾンの吊り押入
グランセゾンの吊り押入
グランセゾンの吊り押入
(参考で適当に幾つか和室の写真を上げました)

私は展示場のような色合いが良かったので「縁甲板」を選択しました。改めて展示場画像と見比べると、微妙に違う気もするんですが(笑)、まぁ近い感じになるんじゃないかと期待しています。

今のところ詳細まで確認できていませんが、縁甲板の樹種やメーカー等、機会が有ればまた確認したいと思います。
(営業担当や設計士もあまり馴染みがないようで詳細不明でした)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: o1331076914760144374.jpg
DAIKENさんの縁甲板(画像は公式サイトより)。展示場の縁甲板はこんなイメージですね

アラウーノ専用手洗いを設置する壁に窓は付けられない

②のところです。

上の図面では窓が付いていますが、設置不可でした。
往来の邪魔になりそうかなと思いながらも、上図の左壁側に手洗いを設置し、右側に窓を設置する方向で検討中です。
上図を見るとアラウーノ専用手洗いはさほどカウンターが長く無いようで、侵入角度的に大丈夫かなと思っています。
アラウーノ専用手洗いはパナソニックのサイトではカウンター長さが選べますが、一条提携商品の長さは一択(1300mm?)のようで、棚の有無等も変更出来ない仕様とされています。

窓とキディガードの干渉

上図①です。

これまで気にしていなかった部分でしたが、オープンステアにキディガード(子供の侵入防止柵)を設置する際は、図のように、窓と干渉の可能性が有ります。
キディガードの仕様書(貰えません)に、設置ルールが詳細に書かれているので、設計士が確認してくれます。
窓の設置位置で可否が決まります。
窓の床からの高さや、窓を右寄せに付けるか左寄せに付けるかは調整可能ですので、どの方法で干渉を回避するか、検討する必要が有ります。
私の場合、細めの窓を選んでいるので干渉しないかも、ということです。

キディガードは当初、市販の何か適当な商品でガードすればいいやと思っていたため、採用予定では有りませんでした。

しかしオープンステアの場合、上図の階段降り口の下側は壁が有りません。
(図面上は腰壁になっていますが、図面の誤りで本当はファイン手摺です)
市販のキディガードは両サイドネジ止めが多く選択が難しいこと、このような付け方に対応できる商品は高いことから、オプションを採用する事としました。
ただしオプションは、ガードの付け外しがしにくいとか色々な声もあるようです。ご検討の参考まで。

標準のトイレ収納はニッチ化可能(壁を凹ますことができる)

上図の②です。

有名な話ですが、一応紹介します。
当初凹んでいなかったので凹ますよう依頼しました。
2階のトイレは狭いので少しでも広く使えるようにしてもらいました。
今は、例の加平展示場のトイレ収納が選べるようになったようですので、便器奥の下側に例の収納、加平トイレの上の収納は窓があるため設置せず、標準収納を上図の通り採用、と考えています。
色々なルールに抵触しそうなので、また結果は報告したいと思います。

2020.5.3追記

結局この時点では、背面収納は採用不可でした。
今はインスタに背面収納付きのCAD図面が上がっていますが、コロナの影響もあって流動的なようです。
詳細は担当営業にご確認ください。


他にも細々と色々なルールを確認しましたので、またそのうち紹介します!

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