引渡し以降のトラブル〜住所変更の手続漏れ〜

最近は妻の車探しに追われているたんどりです^^

我が家はこれまで車1台でしたが、マイホームの完成に伴い駐車スペースも確保出来ましたので、妻用の車を検討中です。見た目の可愛さを取ってラパン(SUZUKI)か、子育てが楽になりそうなキャンバス(DAIHATSU)か、その辺りで悩んでいます^^;

さて、今回は引渡し後に発生したトラブルについて紹介したいと思います。

我が家は、ハウスメーカー側で行うべき住所変更手続きが漏れていたこと等により、ちょっと面倒なことになりましたので、今後引渡しを受ける方の参考になればということで、記事にしたいと思います。

電気や水道の契約

電気や水道といった引渡し後すぐに使用するインフラは、ハウスメーカー側が契約手続を代行します。

このため引渡し時点では、『水道や電気はそのうち請求なりが届きます』という程度の説明しか受けません。施主側は『ハウスメーカー側で適切に契約をしてくれている』と信じて、とりあえず待つこととなります。

我が家もそんな経緯で、水道料金と電気料金の連絡が来るのを待っていました。

電気料金プランは、設計打合せの中で確認を受けて、電気図面の中に記載されていますので、そこで確認が可能です。が、一応その内容で契約している筈では有りますが、電力会社が発行する契約内容の確認書類を以てきちんと確認したいと皆さん思うのではないでしょうか。

なぜなら、蓄電池の設定において、深夜電力の時間帯が重要となるためです。深夜電力時間帯が21時からなのか、22時からなのか、また何時までなのか、という契約条件を蓄電池の設定に適切に反映させなければ、深夜電力価格でない時間に高い価格で電気を購入し蓄電池の充電を行ってしまう可能性があるためです。

電気料金の請求が来ない

水道については、実は引渡しを受ける前に、私が自ら解約と同時に新居の手続を行っていました。同じ市内での引越しかつオンラインで完結だったため、まとめて申請済みでした。

このため、水道料金はちゃんと引き落としされています。

しかし、電気については、引渡しから1か月経過しても請求書や契約内容の確認書類が届かず、2ヶ月が過ぎようとしている中でもまだ届かない状況でした

一条工務店さん側にも確認していましたが、届く筈ですといった曖昧な回答しか得られず、とりあえず待っている状況でした。

売電料金の連絡が旧住所あてに届く

こりゃ怪しいなと思ったのは、売電料金の連絡が旧住所に届き、そこから転送されてきた時でした。

売電料金の連絡は当然、新居の住所に届くのだろうと思っていましたが、何故か旧宅に郵送されていました。

売電料金の通知書を送付してきた売電先の窓口に問い合わせると、やはり登録された住所が旧住所のままになっていました。

その電話口で新居の住所に登録変更してもらいましたので、これ自体は大した問題では無いのですが、、、

入居後1か月半程度経過していましたが、我が家には買電料金の通知も届いていません。

何か住所の登録が怪しい気がする。。。

売電契約に関する住所変更手続き(電力会社との売電契約および国の設備認定)は、入居後1か月以上経過した後、一条工務店側で手続きを進めてくれたようです。

一条住宅ローンの繰上返済を通じて『住所変更漏れ』が発覚

我が家は一条住宅ローンのi-flatを利用していますが、フラットは頭金を多く入れれば金利が安くなる仕組みです。我が家は、金利を低く抑えるため、頭金用として別のサポートローンをO社(ノンバンク系)から借りています^^ このサポートローンについても一条工務店の営業担当経由(一条住宅ローンによる仲介?)で手続きを行います。

我が家は当初サポートローンを余裕をもって多めに借りていましたので、早めに一部繰上返済をする予定としていました

サポートローンの契約書(写)は、申込書の複写となっており、契約成立後は申込書が契約書(写)の代わりとなります。借入後しばらくしてから、i-flatの契約書(写)等と一緒に一条住宅ローンから郵送されます。私は当初、サポートローンの契約書(写)が届かないと思って営業担当へ問い合わせたりしましたので、参考にメモしておきます。申込書(契約書)は一条工務店との契約時点(我が家の場合1年以上前)で記入するため、記入したかどうか忘れてしまう可能性が有りますので、ご注意ください^^;

営業担当へ一部繰上返済の意向を伝えたところ、繰上返済については『施主側からO社へ直接連絡を』とのことでしたので、直接電話で連絡してみました。

するとそこで、O社への住所登録も誤っていたことが発覚しました。

私の住所は『住居表示』ではなく『登記上の地番』で登録されていたのです。

「家屋番号」とは不動産登記法上、建物を特定するための番号のこと。法務局が登記される建物に付する番号です。同様に、土地を特定するための番号が「地番」で、一筆の土地に対して1つの番号が付されます。どちらも固定資産税などの課税でも不動産を特定するために使用される「番号」で、家屋番号は基本的に地番を基に付されます。

一方、私たちが郵便物の送付などでよく使う「住所」は、多くの場合、「住居表示に関する法律」により、各市区町村が定めます。つまり、登記簿謄本上の「家屋番号」「地番」「所在」とは異なる番号なのです。

「昔は家屋番号と地番、住所は同じ番号でしたが、分筆や建て替え、同じ土地の上に複数の建物が存在する等が起きると、市街地ではそれぞれの住所を地番だけでは特定しづらくなっていきました(その理由は後述します)。そうなると郵便物を届けにくくなるなど、何かと支障をきたすことになります。そこで『住居表示に関する法律』が制定され、地番と住所とは異なる住所表記が使われるようになったというわけです」。

(出典:suumo

サポートローンの申込書を見ると、新居の住所を記入する『新住所』の欄に、(一条工務店側が^^;)登記上の地番を記入しています。

さらにO社へ連絡して発覚したのは、初回の入金期日が迫っているが引落口座の登録が出来ていないことと、返済計画表の送付もできていない、ということでした。

引落口座の登録が出来ていないのは、サポートローン申込書の記入時点で銀行口座の自動引落を登録するのですが、その際に押印した印鑑が誤っていたため(銀行印では無かったため)でした。引落口座を再登録するための書類をO社が登録住所に郵送したところ、宛所不明で戻ってきてしまっていたようです。加えて別途郵送していた返済計画表も戻ってきてしまっていたとのことでした^^;

「サポートローン申込書の控え」に返済開始予定日は書いてありましたが、資金借入後の返済計画表が届かないため返済額が幾らになるのか分からず心配していましたが、私から連絡していなければ、引落しが掛からず、あと1週間程度で延滞となっているところでした。

郵送物が届かないのであれば電話で連絡するなり、取扱店の一条工務店へ連絡するなりすべきかと思いますが、延滞発生後にようやく動き出す感じだったんでしょうか^^;

引落口座の登録も出来ていないため、返済額と振込先を電話で確認し、翌日には振り込みを済ませ、延滞とならずに済みました一条工務店側が住所登録を間違っていなければ(新住所の連絡を怠っていなければ)、返済計画表や引落口座の申請書がちゃんと届いていた筈なんですが、私のミス(銀行印の相違)も絡んでいますので、とやかく言わないこととします笑。

と言いつつちょっと書いてしまいます笑。
一条工務店側には『返済計画書が届かないから確認してくれ』、という要望を出していたのですが、自らの住所登録の誤りに気付くことなく、『そろそろ届くはず』という曖昧な回答をされていたため、確認が遅れたという事情も有ります。

その後、電話で新住所への登録変更を行い、返済計画表や引落口座の申請書がちゃんと届きました^^

電力会社からの買電契約も『住所の登録ミス』

サポートローン問題が解決しましたので、次は電契約です。

これについても契約書類が届きませんし、請求書も届きません。一条工務店にも相談しましたが『電力会社から届く筈なんですが…』といった曖昧な回答です。ということで、電力会社に直接連絡して、今の状況を確認してみることとしました。

新居の電気料金の請求が届かないことを伝え、新居の住所を伝えると、『その住所では契約がございません』とのこと。電力会社へ登記上の地番を伝えてみると、やはり、その誤った住所で登録がされていました。その誤った住所あてに『請求書』等を郵送しているが届かないので困っていた、とのことでした。

サポートローン、売電契約に続き、買電契約も、やはり住所変更の登録漏れ(というより住所の登録誤り)でした^^;

さらに、『請求書』と聞いて嫌な予感がしました。まさか支払期日が過ぎているのでは?

確認してみると、申し訳なさそうに『1週間後が支払期日』、『引落口座の登録も出来ていないため振込用の用紙を至急郵送する』とのことでした。

サポートローンに続き、買電契約も良く分からないままいきなり延滞扱いとなるところでした^^;

その後、電話口で住所変更の手続きを行い、無事に買電契約内容も確認できました。電気図面に記載された通りの契約内容となっていて、一安心でした^^

ちなみにこの記事を書いている現時点でも買電料金の請求書は届いていません^^;
延滞とならないうちに届くよう願います^^;

反省点と自衛手段

我が家の場合、分筆もあったため、市から新たな地番の通知が来たタイミングは引渡しの2か月前頃でした。分筆等が絡まない通常の土地購入であれば、最初から住居表示上の住所が分かっていますので、このような混乱は生じないだろうと思います。

ハウスメーカー側は、施主の代理として契約を行う以上、新たな住所への変更手続きを行った上できちんと引き渡すのが通常だと思いますが、今回は残念ながら手続きが漏れてしまっていました。

今回の件は当然一条工務店の営業担当や現場監督に話していますが、正直あまりピンと来ていない(少なくとも深刻には受け止めていない)印象です。どの担当者がどの契約の住所変更手続きを行うべきなのか、また、引渡し時点での各種契約内容を誰がチェックするのかチェックする際の問合せ先はどこなのか、その辺りが明確でないように感じました。(ちなみに、買電契約は一条工務店が委託する電気業者が代行して行うようです。)

今回のケースでは、施主側が何か怪しいと思って動き出さなければ延滞となってしまうところでしたし、もし、最悪そうなった時に責任の所在はどこにあるのか(延滞金は誰が負担するのか)という非常に面倒な問題に発展しかねません

ハウスメーカーを信用して任せっぱなしにしない、改めてその重要さを痛感した出来事でした。

引渡し後1か月程度経過してもローンの返済計画表や買電契約内容のお知らせ等が届かない場合、我が家のようなケースも有りますので、施主側から確認に動きましょう^^

しっかりした施主さんであれば、もっと早くから確認に動くんだろうと思いますが、我が家の場合、生来の不精さによりギリギリのタイミングでの発覚となってしまいました^^;

おわりに

今回はちょっと批判めいた記事となってしまいましたが、同じようなケースで悩まれる方もいるかもしれませんので、細かめに経緯を紹介させてもらいました。

次回からはまた改めて、実際の室内の様子等を紹介していきたい、、、と思っていますが、写真の公開に耐えられるだけの片付けが出来るか次第です。。。笑

それでは、またお会いしましょう^^

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