はじめに
一条工務店の『グランセゾン』を2020年6月に着手承諾し、2020年8月に着工した”たんどり”です。
今回は、我が家の選んだクロスについて紹介します^^
グランセゾンで選べる標準クロスは、一条工務店さんの他商品(i-smart等)と同様です。オリジナルセレクトクロスのうち、オプションクロスについては、『一条工務店 新オプションクロス』等で検索すると、対応するメーカークロスの型番を紹介している記事が見つかると思います。メーカーのカタログでは、実際にそのクロスを施工したイメージ画像があったりしますので、検討の参考になるかと思います。
また、クロス選びには時間がかかります。打合せ開始直後くらいから、クロスメーカーのサイトでカタログを見て、気に入ったクロスのサンプルを請求しておくと、焦らずに済むかと思います。ちなみに、我が家がサンプル請求したクロスメーカーは、リリカラ、シンコール、サンゲツです。他には、トキワのクロスも使用可能です。色んなメーカーの商品を見て、早くからイメージを掴んでおきましょう^^
ですが、あまりに早くから選び始めると、着手承諾時点でメーカー廃盤となっている場合も有ります。
メーカーからサンプル請求する際は、メーカーの品番更新時期を調べた上で、家の建築時期を踏まえて請求するのが賢い方法かもしれません。我が家も、とあるメーカーのクロスが廃盤となり、幾つかのクロスを再度選び直した経過が有ります^^;
一度手間ひまかけて選び終えたクロスを再度検討するのは本当に面倒で疲れます^^;皆様が我が家と同じ轍を踏まないことを願います笑。
ちなみに、一条工務店さんの方針として、不燃クロスは使用できません。準不燃クロスの中から選ぶ必要があるという点にご注意ください。不燃クロスは、準不燃クロスに比べて耐久性に劣るらしく、全社的に不燃クロスを使用禁止としているんだそうです。
それでは、本題に入ってまいります。
この記事で紹介する各メーカーのクロス画像は、各メーカーのカタログデータから引用しています。
オプション紹介シリーズはカテゴリー『我が家のオプション』からご覧ください。
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基本のクロス
我が家はオリジナルセレクトクロスのIC-1001を選びました。
我が家の場合、織物調のクロスが好きだったので基本のクロスも織物調っぽい(?)ものを選びました。
クセのない普通の白クロスなので、飽きなさそうかなと思っています^^
、、、普通の白クロスなので、特に書くことも無いですね笑。
LDKのクロス
LDKは我が家のメインとなる空間ですので、クロス選びにも時間をかけて検討しました。
LDKの白クロス
LDKは白クロスを基本のIC-1001ではなく別のクロスに変更しました。
今改めて仕様書を確認していて驚きました。というのも、変更していたことをすっかり忘れていました。よくよく思い出してみると、確か元々、こちらのクロスを家全体の基本クロスとしたかったのですが、このクロスが壁専用だったため、天井クロスと変わってしまうことが引っかかり、基本クロスを天井にも使えるIC-1001としたんだと思います。LDKは天井をアクセントクロスにしているので、こちらのクロスを採用したんでした。多分。
多分入居後1週間もすれば、白クロスが他と違うことを、また忘れると思います笑。
LDKの西壁
オープンステア側の西壁は、全面アクセントクロスとしました。リリカラのLV-1467です。
吹抜けLDKのアクセントクロスは施工面積が広いので、はっきりした色だとアクの強い印象になるかもと思い、淡めの色合いを選びました。
上の画像だとよく分からない色合いかもしれませんが、実物はグレーっぽい色合いです。
キッチンの天井
キッチンの天井は濃いグレーのクロス、リリカラのLV-1498です。長期的にはキッチンの油汚れ等が付いてしまう可能性もありますので、「汚れ防止」等の機能が付いた壁紙を選びました。あくまでも気休め程度とは思いますが^^;
下がり天井に木目調クロスも流行していますが、我が家のキッチンはこんな形でした。残念ながら下がり天井がハマりそうになかったため、アクセントクロスで我慢しました^^
ちょっとしたこだわりとして、赤い○の部分はキッチンの天井と同じアクセントクロス(LV-1498)を巻き込むような形での施工を依頼しました。ただ、この方法は若干の別料金がかかるとの話でした。
ちなみに、マイホームデザイナーによるこのイメージでは、実際のクロスのイメージデータを取り込んでいます。ですので、少しだけ実物に近い、かもしれません笑。
画像左側のオープンステア側の壁は、先ほど紹介したグレーのLV-1467です。
リビング天井のアクセントクロス
吹抜けの天井は木目調のアクセントクロスです。各メーカーの木目調クロスの中から、なるべくグランセゾンのグレージュに合いそうなものを選びました。そのつもりですが、どうでしょうか^^;
リリカラのLV-1011です。少し明るい色合いですが、吹抜けの天井は光が当たりにくいため、ワントーン暗く見えるとの話です。我が家の場合、メンテを考慮して吹抜け天井には照明を付けませんので、意識的に明るめの木目調としています。
天井クロスと外の軒天の繋がりを考えた時、軒天のダークとこの明るめの木目調が合わないだろうなとは思ったのですが、天井付けの窓でもないし、まぁいいかと思っています^^;
軒天の色のバリエーションが増えるといいんですけどね^^
2階ホールから見るとこんな感じの色の構成です。
和室のクロス
和室のクロスは、いかにも和室っぽい感じにしてみました。
こちらは一条工務店さんのオリジナルセレクトクロスIC-0082です。和紙調で温かみのある白、というか薄いベージュでしょうか。
加えてアクセントクロスとして、リリカラのLV-1473を採用しました。
画像左側の壁がベージュの和紙調クロス、奥の吊り押入れ側の壁紙がリリカラのアクセントクロスです。
和室の天井は、一条工務店さんのオリジナルセレクトクロスからIC-2017を選択しました。オリジナルセレクトクロスの中ではこれが一番和室っぽい気がしました^^
吊り押入れもヒノキ色ですので、それと色合いを揃えた形です。
ここも軒天との繋がりが気になったのですが、和室の天井をダークな木目調とするのもイヤで、かといって軒天をダークブラウンからイエローブラウンに変更するのも明るくなり過ぎてイヤだと思い、結局このままとなっています^^;
WICのクロス
続いて、ウォークインクローゼットの中のクロスです。
オリジナルセレクトクロスからIC-0062です。
標準クロスであれば、部屋毎に違うクロスを使用しても追加費用はかかりませんので、折角なら変えたいという妻の希望から、コレになりました。ウォークインクローゼットの中で着替えたりする際、壁紙の色が特殊だと服の色が分かりにくくなってしまいますので、結局白系のクロスから選ぶこととなり、コチラになりました。
ちなみにこのクロスは天井で利用不可なクロスでしたので、天井は我が家の基本クロスIC-1001となりました。
1階トイレのクロス
1階トイレのクロスはシンコールのクロスから選びました。
画像の上側の白いクロス、BB1331をベースとしました。白いBB1331だけでは柄が分かりにくいので、黒いBB1332も掲載しています。
いわゆる塗り壁調のクロスですね。
アクセント面はこんなクロスにしてみました。
シンコールのBB1684です。石っぽいイメージのクロスですね。
塗り壁調の白クロスと、石っぽい黒クロス、床は石目調フローリングの黒です。石目調フローリングが奥の壁に繋がるようなアクセントクロスをイメージしています。
2階トイレのクロス
2階トイレも1階トイレと似たような感じです。検討終盤まで1階トイレとは異なるイメージのクロスを選択していたのですが、着手承諾直前に、1階トイレに寄せに行ってしまいました。たしか、冒険するのが怖くなったからです笑。
ベースとなる白クロスは、オリジナルセレクトクロスのIC-1016です。何故か1階と違い、標準クロスから選択していました。今となっては、ここで微妙にケチった意味が良く分かりません笑。
アクセントクロスは、1階トイレ同様にBB1684です。
今改めて見ると、冒険していなくてつまらないですね。1階トイレとはガラッと雰囲気を変えたかったところです。着手承諾間近で時間が無くバタバタで、もうコレでいいや的に決めてしまったので、今は若干後悔しています^^;
が、どうせ住んでしまえばすぐに気にならなくなるだろうとも思っています笑。だから最後に適当に選んでしまったんですね^^;
ちなみにIC-1016も天井には使用出来ませんので、天井は基本クロスのIC-1001を使います。
書斎のクロス
書斎のクロスはちょっと変なクロスを選びました。
オプションクロスのIC-6030です。
一条工務店さんのオプションクロスはトキワ製が多いのですが、このIC-6030はトキワのTWP2608です。
茶色がかった少し暗めの緑色って感じです。部屋が暗くなりそうなんですが、書斎ですし、暗い方が落ち着くかなと思い、天井まで含めて全てこのクロスとしました。
グレージュの書斎セットと色の相性が良いことを祈ります。
主寝室のクロス
まずはメインのクロスです。サンゲツのFE6050を選びました。
織物調のクロスで、寝室との相性は良さそうかなと思います。最初は妻に、生地感がデニムっぽくてイヤだ(?)と言われていました。マイホームデザイナーで嵌め込んでみると、案外良さそうだったので許可が貰えました^^
天井も同じクロスですので、部屋は暗めな感じになります。
こちらの白いクロス、サンゲツのFE6554をアクセントとして選びました。以前の記事で紹介した、ポップインアラジン投影用の準不燃クロスです。プロジェクター投影用のクロスというわけではありませんが、取り寄せていた準不燃のクロスサンプルの中では凹凸が最も少なかったので、このクロスになりました。
部屋のイメージはこんな感じです。寝室なので暗い感じですね。ポップインアラジンを映すための白クロスが白すぎて浮きそうな気もしますが、仕方ありません^^
子供部屋×2のクロス
子供部屋のクロスは全て、我が家の基本クロスIC-1001です。真っ白な壁紙の部屋ですね。子供部屋には可愛いクロスを採用している方も多いかと思いますが、我が家は子供がまだ小さく、子供の好みも分かりませんので、アクセントクロスは採用しませんでした。
成長してきたら自分でポスターを貼ったり、自分好みにどうにかするだろうと思います^^
我が家のクロスのオプション料金
我が家のクロス関係のオプション料金は総額198,400円でした。
内訳はこんな感じです。部屋名は青字で追記しています(部屋名は私の予想です)。
- 壁クロス変更(オプションクロス) 8,000円…書斎
- 壁クロス変更(標準クロス+メーカークロス) 42,600円…1F/LDK・2F/ホール・2Fトイレ・和室
- 壁クロス2色施工(メーカークロス+メーカークロス) 54,000円…主寝室・1Fトイレ
- 天井クロス変更(メーカークロス) 28,000円…2F/ホール・主寝室・1Fトイレ
- 天井クロス変更(オプションクロス) 8,000円…書斎・和室
- 壁クロス3色施工(標準クロス+メーカークロス2色) 36,800円…2F/ホール
- 天井クロス2色施工 (メーカークロス+メーカークロス) 21,000円…1F/LDK
- 合計 198,400円
結構好き勝手に選びましたので、集めてみるとそこそこの値段となりました^^;
メーカークロスは施工面積によって価格が積算されますので、主寝室のようにメーカークロスを沢山使うと価格が上がってしまいますね。
やはり標準クロス3面+アクセントとしてメーカークロス1面という施工が、コスパに優れるのかもしれません。
ちなみに我が家の選んだメーカークロスは全て、定価1,000円/㎡程度のカタログから選択しました。メーカーのカタログを見る際は、高額なクロスを集めたカタログも有りますが、約1,000円/㎡の商品を集めたカタログが有りますので、現実的にはそちらのカタログ中心に見ていくのが良いかと思います。
各部屋のクロスの施工内容と上記の価格を見比べていただくと、クロスのオプション価格の大体のイメージが掴めるかと思います。ちなみに、上で紹介した各施工費のうち、壁クロス3色施工36,800円には、吹抜け天井の施工費として若干上乗せがあるとの話でしたので、参考まで紹介しておきます。
おわりに
今回は我が家のクロスのオプションについて紹介しました。クロスは、必要なコストに対して、得られるリターンが大きいオプションだと思います。壁1面のクロスを変えるだけで、部屋の印象を大きく変えられます。
我が家は、あまりケチらずに好きなクロスを選ぶこととしていましたが、先程紹介した通り、それでも一部、若干ケチって少し後悔している所も有ります。とは言え、オプション料金を踏まえて今振り返ると、まぁこの位に留めておいて良かったのかなと改めて思います^^;
世の中に出回る途方も無い量のクロスから、自分の家に合うクロスを一枚ずつ見つけ出していくという作業はとても大変です。ただ、振り返るとやはり、その過程も楽しい家づくりの思い出となっている気がします。
皆様のクロス選びが楽しい思い出となることを願いつつ、今回の記事はここまでとさせていただきます。
それでは、またお会いしましょう^^
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