グランセゾンの固定資産税~我が家の実例~

よく雨が降っています。梅雨です。太陽光発電を導入している方にはツライ季節ですね。

我が家の発電量も今月に入り右肩下がりの状況です。売電状況の話はまた別途記事にしていきたいと思っていますが、話の流れで少しだけ触れておきますと、直近5月入金分(4/6~5/7)の売電実績は1,568kWhで32,928円(単価21円契約)でした。一条工務店のシミュレーションを上回る結果が出ています。買電の方はオール電化で9,000円程度ですので、蓄電池を活用した深夜電力の活用が奏功しています。当初想定以上のローンとなりましたが、売電単価が固定される10年間はローンの足しになってくれそうです^^

梅雨時期の発電量の落ち込み具合も、また改めて報告させていただきます^^;

さて今回は、WEB内覧会をお休みして固定資産税の話を書きたいと思います。

市から固定資産税の通知書が届きましたので、以前書いた記事のおさらいをしてみます。

以前書いた固定資産税のシミュレーション記事はこちら。
こちらの記事でも固定資産税について触れています。

我が家の土地の固定資産税(予想と実績)

元々はこんな予想でした。市の調査員が来訪した際、我が家の場合は建物が年内に完成したものとして取扱うということで話をしていましたので、小規模宅地の特例により53,730円の予想でした。

実際に届いた通知書に基づいて修正してみると、

こんな感じになりました。差額は162円でした。元々、前所有者名義の固定資産税評価額を基に算定していたため、殆どブレませんでしたね。以前の計算では面積の小数点以下の計算を省略していたため、その点のみ誤差が生じた形です。今回修正した実績の表では、面積は(表示していませんが)小数点第2位以下まで数値を保有しています。これで行政側の計算と一致しました。

200㎡超残りに分けて計算するという点に留意する程度で、土地の評価額が分かれば計算自体は単純です。

我が家の建物の固定資産税(予想と実績)

以前の記事ではこんな感じで試算していました。

(予想)固定資産税評価額

108.06㎡(登記上の床面積)+3.3㎡(階段分)≒111.4㎡(課税上の床面積)
111.4㎡(課税上の床面積)×9万円(平均単価)1003万円

(予想)固定資産税・都市計画税

固定資産税 固定資産税評価額1003万円×税率1.4%÷2(軽減措置) = 70,210円
都市計画税 固定資産税評価額1003万円×税率0.3% = 30,090円
固定資産税・都市計画税の合計 = 100,300円

固定資産税評価額の算出に使用した平均単価は、i-smart等の一条工務店の先輩施主の皆様の情報を基に試算した額でした。

我が家の実績はこんな感じになりました。

(実績)固定資産税評価額

111.37㎡(課税上の床面積)×94,740円(実績単価)10,551,262円

(実績)固定資産税・都市計画税

固定資産税 固定資産税評価額10,551,262円×税率1.4%÷2(軽減措置) = 73,859円
都市計画税 固定資産税評価額10,551,262円×税率0.3% = 31,653円
固定資産税・都市計画税の合計 = 105,512円

ということで、5,212円の上振れとなりました。

注目すべきは建物(グランセゾン)の単価ですね。案外高めになった印象です^^;

建物の単価の算定基礎

我が家は予想よりも高めの算定となってしまいましたが、建物の単価の算定は市町村の家屋調査により決定されます。

算定のルールは固定資産評価基準(総務省)で確認できます。259ページのPDFですが、12ページ目以降に木造家屋の木造家屋再建築費評点基準表が掲載されています

よく言われるところでは、建材型ソーラーパネル床暖房の評点が高く、一条工務店の家はこれらの要素から評価額が高く算定されがちです。なお、i-smartやグランセゾンの外壁は、サイディングにタイルを貼り付ける施工となっていますが、固定資産税評価においてはサイディング扱い(タイルよりも評点が低い)となる、といった話も有るようです。

細かいルールを踏まえて1件1件正確に算定しているのかどうかは、市町村の算定姿勢次第です。

問題は、この算定についてブラックボックス化している点です。市町村の担当者次第では開示してもらえるケースも有るようですが、基本的には開示してもらえません。市町村へ不服申し立てをするか、開示請求を行う等の力技が必要となります。

まぁ戸建ての固定資産税程度であれば、目くじらを立てる方も少ないんだろうと思われます。我が家も特に気にしてはいません笑。

ただ、最近は固定資産税評価額の算定誤りに目を付けて、固定資産税の還付請求を狙うビジネスも流行っているようですので、それを商売に出来る程度には、誤りも多いということなんでしょうね。

ここでいう固定資産税の還付請求を狙うビジネスとは、固定資産税を沢山払っていそうなデカいビルのオーナーに声を掛け、市町村へ固定資産評価の開示請求を行い、誤りがあれば過去に遡って還付金を受け取る成功報酬型のサービスです。目の付け所は面白いと思いますが、何とも言いにくい微妙なビジネスですね^^;

固定資産税等のまとめ

固定資産税、都市計画税、それぞれ合算後に100円未満切り捨てとなりますので、我が家の最終的な年税額は159,300円でした!

概ね想定通りの水準だったかと思います^^

固定資産税の納付方法

ついでに、固定資産税の納付方法も年々多様化してきていますね。

我が家は今年はまとめてカードで支払いました。が、年4回分ですので、カード払いの手数料も4回分取られてしまいました(私の市町村は一括払いの請求書は同封無し^^;)。カードのポイントが100円で1ポイント(1円)ですので、153,000円の支払いで1,530ポイントを得られますが、手数料と差引きすると数百円程度のマイナスです^^;

とはいえ、コンビニ払いや引落しや振込み等は面倒なので、まぁいいかなと思って適当に支払ってしまいました。

paypayやLINEPayは手数料不要かつポイントも溜まりますが、ID派の私は、普段メインで利用していないため事前のチャージが面倒なのです^^;

固定資産税の支払い方法は市町村次第ですが、paypayやLINEpay、yahoo!公金支払いやF-REGI公金支払い等、様々な方法が有りますので、便利でお得な方法を選びたいですね^^

おわりに

今回は固定資産税の話でした!

グランセゾンの評価額はまだ報告が少ないかと思いますので、これから建てる方の参考となれば幸いです。

それでは、また次回お会いしましょう^^

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